E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

大山 春山登山

アメリカ在住の娘が孫2人を連れて帰ってきました。新型コロナによる入国規制の期間もあったので、帰国するのは約4年ぶりです。今回は長めで1ヶ月半ほどの滞在になります。

帰国中は色々な計画があるのですが、その一つが鳥取県の大山に登ること。娘が学生時代に山岳部の部活で登って、とても良かったので、自分の娘たちも是非連れて行きたいと思ったのだそうです。広島から車での往復になるので、私も同行して4人で登ることになりました。

登山口の大山寺から見上げると、大山の山頂は遥か遠くに見えます。これからあそこまで登るのかと思うと、気が遠くなりますね。

www.hotel-daisen.jp

登山道を登り始めて、しばらくはブナ林の中を快適なウォーキングでしたが、4合目くらいになると登山道の所々にまだ雪が残っています。4月下旬ですから雪があるとは思ってなかったですね。娘と小学生の孫二人はすいすいと登っていきますが、私は結構疲れてきました。5合目辺りまでは一緒だったのですが、遅れ気味の私を残して娘たちは先に登っていきました。

別れた後、6合目まで来ると登山道は完全に雪に覆われて道が見えません。私達は雪山用の装備はしてないし、危険ではないかと娘の名を呼んだのですが返事なし。しかし、自分一人が引き返すわけにはいかなので、私も四つ這いになって雪の壁を登って行きました。

雪の区間を何とか越えて、8合目の木道区間に辿り着きました。ここから先は山頂まで一本道、娘と孫たちが手を振っている姿も見えました。

皆から30分ほど遅れて、私も山頂に到着。ふ~無事に登れてよかった。

山頂からの眺めです。天気は良かったのですが霞んでいて、遠くの方は見渡せませんでした。

帰りは行者コースを通って降りました。大山の北壁が奇麗です。

大神山神社奥宮まで戻って一休み。たくさん歩いたのに娘と孫たちは元気ですね。

tourismdaisen.com

この日の泊りは「国民休暇村 奥大山」です。風呂に入って汗を流して、晩飯を頂いて人心地つきました。この日は食事の後はバタンキューで寝てしまいました。

www.qkamura.or.jp


次の日は島根県安来市にある「足立美術館」へ。ここは、横山大観などの近代日本画や北大路魯山人の陶芸品などを多く所蔵している美術館です。

さらに有名なのが5万坪の日本庭園で、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで、19年連続日本一に選ばれています。また、庭園の景観を邪魔する建物が建たないように周辺の山も買っているとのこと。徹底してますね。
www.adachi-museum.or.jp

一泊二日で駆け足の大山登山でしたが、娘と孫のパワーはすごいですね。私は付いていくのが精一杯でしたが、よい思い出が出来ました。