このところ良い気候が続きます。気持ち良い天気に誘われて、久しぶりに宮島方面へ。昼飯は以前から訪れてみたかった宿題店のひとつ「宮島口食堂 つむぐ」です。
しばらく休業されていましたが、再開されたと聞いたので訪れました。店は宮島口桟橋の近くですが、かなり分かりにくい場所。不動産用語で「旗竿地」というのですが、狭い通用路を通ってその奥に店があります。
食事は前日15時までの予約制で、品書きは”山定食”（3,800円）、”海定食”（2,900円）のみで、”山定食”は”海定食”にプラスして自家製ローストビーフ、甘味、コーヒーが付きます。今回私達は”海定食”を頂きました。
アナゴの造り、菊芋とカボチャのかき揚げ、ナスの揚げびたし。
地元野菜のサラダ（麹ソース）。
鰆と舞茸の蕪蒸し、これは絶品でした。
むかごの炊込みご飯、漬物、味噌汁。
全てのお料理を頂いてみて、本当に丁寧な仕事だと思いました。現在営業日は火木金土（昼11:30〜15:00）のみのようですが、予約して訪れる価値がある店だと思います。
宮島口食堂 つむぐ 広島県廿日市市宮島口1-7-18
epilo.net
昼飯の後は宮島に渡りました。今年の10月1日から宮島を訪れる観光客には一人100円の訪問税が必要となりました。税金はフェリーの料金に上乗せされます。
宮島は観光客で溢れていましたが、ほぼ7割は外国人ですね。インバウンドの回復恐るべし。
厳島神社から塔の岡の豊国神社へ登りました。
千畳閣の傍にある大銀杏の木が黄色に色づいて綺麗ですね。
紅葉谷方面も歩いてみました。今年の紅葉は鮮やかさが今一という感じかな。
秋晴れで紅葉も見頃で、今日宮島を訪れた人は良い一日だったのではないでしょうか。
宮島口に戻って、「うえの」で”あなごめし弁当”を買いました。”あなごめし”はカキ料理と並ぶ広島の名物です。中でもこの「うえの」は歴史があって一味違う感じですね。
復刻版の包み紙。「うえの」は明治34年の創業、広島が誇る名物駅弁です。
買って帰った”あなごめし弁当”は、晩飯で食べました。元々は駅弁として作られたものなので、冷めても美味いです。
あなごめし うえの 広島県廿日市市宮島口1-5-11
www.anagomeshi.com
