今週が忘年会のピークですかね、さすがに今宵は飲み屋街は人が多いです。仕事関係の忘年会の帰り道に、以前から気になっていたラーメン店に寄りました。
薬研掘通りの真ん中辺りに9月に開店した「一休軒」です。こちらは佐賀にある老舗ラーメン店だそうですが、佐賀の本店が閉店して新たに広島に店が出来たということで話題になりました。佐賀の人たちには随分と惜しまれたとのことです。店の暖簾には「佐賀ラーメン」の文字が、、九州のラーメンというと博多、久留米、熊本などが思い浮かびますが、佐賀ラーメンというのは私は初めて、どんなラーメンなのか興味津々です。
メニューは基本的にはラーメンだけ。生卵を入れるのがこの店のお薦めらしいのですが、初回なので私は普通のラーメン（700円）を注文しました。出てきたラーメン、丼がアルミの皿に載せられています。この皿が随分と年季が入っているのですが、もしかして佐賀の本店で使われていたものなのかな？ラーメン自体を観察したところ、真っ白いスープに具はチャシュー3枚、青ネギ、海苔と至ってシンプルです。
まずスープを啜ると、、さっぱりとした塩味のトンコツスープで、キレがあって後味が良いです。この感じは10月に訪れた黒門＠福岡県遠賀町にちょっと似ていますね。麺はストレートの中細で、ツルツルシコシコとした咽越しの良い麺です。替え玉はなしでその代わりメニューに大盛りがあります。麺については広島の中華そばと同じ扱いのようです。チャーシューは薄味で脂の少ないあっさりとしたもの。このスープには良く合っていると思います。全体に丁寧に作られたラーメンという印象で、美味しいですね。
飲んだ後の〆のラーメンには最適かな、いや〜夜の飲み屋街に良い店が出来たものです。
一休軒広島本店 広島市中区薬研掘2-4
