E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

高知日曜市

前日はお昼過ぎに讃岐を離脱して、次の目的地の高知へと向かいました。高知にはPM3時頃に到着。まずは友人の墓参をして、近くにある桂浜にも寄ってからAM5時にホテルにチェックインしました。
いつもと同じで今回も節約旅行ですから、宿泊はシティホテルに素泊りで食事は外で食べます。そのほうが地元の面白い店に行けるからということもありますしね。今回は晩飯をひろめ市場で食べました。ここは前回高知に来た時に知って、次の機会には是非ここでと思っていたのです。土佐の美味しいものを色々と食べて飲んで大いに楽しみましたが、PM9時過ぎにはホテルに戻って翌日の日曜市巡りに備えます。

前日の強行軍で結構疲れていたのか、あまり早くは起きられずAM7時に起床、8時にホテルを出て日曜市が開かれている追手筋まで歩いて行きました。高知市内では月曜日を除いて毎日、高知市内のどこかに街路市が開かれていますが、やはりこの日曜市が最大の規模で、高知城の追手門から東に伸びる追手筋通りに1.3kmにわたって約500の露店が並んでいます。街路市は朝5時頃から夕方まで開いており、市民と観光客を合わせて1日に15,000人くらいの人出だそうです。
http://tosagairoiti.ojyako.com/
私は高知の日曜市を訪れるのはこれが二度目、1年ぶりです。ここでは高知の山の幸、海の幸、日用雑貨など色々なものが売られています。前回も感じたのですが、まさに宝の山に足を踏み入れたようで興奮しますね。

果物類は文旦、八朔、小夏など柑橘系が多いです。またフルーツトマトがたくさん売られていて、家内はこれを大量に買い込みます。野菜類は何でも揃っていますが、生姜は高知の名産、今の季節はタラの芽、フキノトウ、ツクシなど春の山菜も並んでいました。

買い食いをしたい向きには、田舎寿司、さば寿司、お餅、いも天、串焼き、ひやし飴、アイスクリンなども売られていますから、それらを買って食べるのも楽しみです。

魚介類はシラス、ちりめんジャコ、干物などの海産物、鮎、ズガニなどの川の幸も並んでいます。私はどちらかと言うとそちら専門で、干物類を色々と買いました。

日曜市で買った田舎寿司や鮎の甘露煮を昼飯にしました。田舎寿司は筍や茗荷、コンニャクなどの野菜が具になっていてヘルシーで美味しいです。いや〜ここは何度来てもいいですね。老後は高知に住もうかと、マジで考えてしまいます。


●ひろめ市場
こちらは昨日の晩飯を食べたひろめ市場です。追手筋に面した場所にあって、今日も日曜市を歩いた後で寄りました。名前の由来は、かつてここに土佐藩家老の深尾弘人(ひろめ)の屋敷(通称:ひろめ屋敷)があったことに依るのだそうです。
ひろめ市場の中には鮮魚店や精肉店、飲食店、土産物店などが集まっています。場内の各所にテーブルと椅子が並べられていて、自分の好きなものを好きな店で買ってきて食べるスタイルになってます。ひところ流行った屋台村のイメージですが、高知の旨いものを集めて内容が充実しているので中々人気があるようですね。ここでは昼間からお酒を飲んでいるいる人がたくさんいます。いや〜これは良いなあ、いかにも大酒飲みが多い高知に相応しい雰囲気ですね(笑)。
http://www.hirome.co.jp/

私達も手分けして色々なものを買い込んで持ち寄ります。カツオのたたきは藁焼きで、ニンニク醤油のタレと塩たたきの両方を買って食べ比べました。鯖寿司は土佐の名物ですが、家内が買ってきたのは焼き鯖寿司。これは最近の流行りですかね。他にも鰹の酒盗、屋台餃子、地鶏の焼き物など色々と揃って宴会ですね。

これは私が買った高知ならではの肴で、どろめ(イワシの稚魚)、のれそれ(穴子の稚魚)、ウツボの煮凝りです。これにはやはり日本酒が良いですね、土佐の酒は辛口で美味しいです。司牡丹をコップでぐい飲みです、これは旨いなあ。

同じテーブルに座っていた若者は学生時代の友人の結婚式で大阪から来たそうで、既にかなり出来上がっている様子。色々と話をしたのですが、前日からこんなにハイペースで明日の結婚式は大丈夫か?(笑)、こういうところも高知ならではの気分ですね。

お昼過ぎには高知を出発して、しまなみ海道経由で広島に帰着しました。いや〜今回も楽しかったです。讃岐と高知、やはり四国はいいですね。本当にいつか四国に移住しましょうかね。