E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

灰ヶ峰 登山

GWも半ばの快晴の一日、呉の街の背後に聳える「灰ヶ峰」に登りました。

焼山の側から車で中腹まで登り、水汲み場の駐車スペースに車を停めて、そこからは登山道を歩きます。木立の中を木洩れ日を楽しみながら1時間の登山ですが、結構きつくて汗をかきました。山頂からは呉の街と瀬戸内海の島々が一望できて、胸がすく眺望ですね。

パノラマ写真の右が呉市街、左は広の方面、そして奥の方に倉橋島、江田島・能美島などの島々が望めます。
www.kure-kankou.jp

呉市街地の全貌です。海に面した急峻な地形、水深の深い湾を有していて、戦前は日本海軍の拠点でした。映画「この世界の片隅に」の舞台でもありますね。

かっては「東洋一の軍港」と呼ばれていましたが、戦艦大和を建造したドックは今もIHIに引き継がれており、海上自衛隊の基地もあります。しかし、日本製鉄・瀬戸内製鉄所(旧 日新製鋼)が閉鎖となり、重工業の街・呉はこれからどうなっていくのでしょうね。

呉の街から見上げた時に、灰ヶ峰の目印になるレーダードームです。このレーダーは広島地方気象台のもので、半径数百kmの雨や雪を観測している施設だそうです。

灰ヶ峰山頂にある展望台からの展望は素晴らしいです。山頂へは車で登ることもできるので、この日は人が多かったですが、その中で、日本で働いているベトナム人の若者達が自転車で登ってきていました。結構な坂道を自転車で登るのは大変と思うけれど、やっぱり若いですね。とても楽しそうに瀬戸内海の景色を見ていました。

私達は展望台のベンチに座って、持参した弁当を食べました。汗をかいて山登りをした後に食べる弁当は、何にも増して美味いです。