E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

平戸歴史の旅

旅行の2日目は平戸に泊まりました。平戸は歴史のある土地ですね。かっては水軍(倭寇)松浦党が支配し、戦国時代には日本の南蛮貿易の玄関口でもあったわけですが、それが嘘のような静かさです。現在の平戸島は橋で本土とつながっており、穏やかで鄙びた観光と漁業の町という感じですね。
平戸城は松浦氏6万石の居城です。現在の天守閣は昭和になって復元されたものですが、町を見下ろす小山の上にあって、平戸の町のどこからでも見ることができます。

平戸での泊りは旗松亭という大きなホテルでした。団体客も多くてサービスは今一でしたが、団体さんが宴会をしている時間をねらって露天風呂に行くと貸切でした。平戸湾を挟んでライトアップされた平戸城を見ながらゆっくりと湯に浸かって最高でしたね。
晩飯は宴会場でいただきました。隣のテーブルには刺身の舟盛りなどが並びますが、私達は一番安い料金だったので、地元のカワハギやうちわエビなどの料理です。私たちにはこういう料理の方が嬉しいです。


一夜明けて、平戸の町を見て回りました。平戸港の入口付近にはオランダ商館の跡があります。オランダ塀やオランダ井戸、オランダ埠頭の跡など、かって南蛮貿易の玄関であった頃が偲ばれます。

平戸は古くからキリシタンの多い土地でもありますね。町の中にはザビエル教会他いくつもの教会がありますが、この田平教会もそのひとつ。平戸大橋を渡った本土側にあります。大正時代の建造とのことですが、とても美しい建物でした。