E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

長崎ぶらぶら旅

11/1〜11/3の三連休に、西九州(長崎、平戸、呼子、唐津)を旅しました。色々と盛りだくさんの内容だったのですが、、まずは一日目、長崎です。

長崎は広島と同じ被爆地ですね。さらに戦国時代からキリスト教の盛んな所でもあります。今回の旅行ではそういう場所も訪ねてみました。

爆心地に近い浦上教会は原爆で全壊しました。戦後復興され、今では信者の方が普通に日常的に信仰活動を続けていますが、被爆の跡は残っています。この教会では「被爆のマリア」像を見ることができます。ここは長崎を代表する祈りの場所ですね。

二十六聖人殉教の碑は、長崎駅の近くの丘の上に碑があります。豊臣秀吉の禁教令により京大阪で捕らえられ、耳を切り落とされて長崎まで歩かされて、磔になった26人の殉教者の終焉の地です。今でも多くのキリスト教徒が訪れていて、私たちが行った時も外国の修道女達が来て、賛美歌を歌っていました。


長崎と言えば、江戸時代に唯一外国貿易が許されていた場所ですよね。その当時オランダ商館があった出島は、日本の中で唯一世界に向かって開いた扉でした。明治以後、出島の周囲は埋め立てられてしまって市街地になっていたのですが、近年の整備事業によって、かっての姿が再現されています。出島の面積は小学校の校庭ほどの広さで、想像以上に小さいですね。施設内にはオランダ商館の復元建物や、往時の出島の1/15のジオラマなど色々な展示物があって、中々面白かったです。

幕末の史跡としては、シーボルトの鳴滝塾跡と坂本竜馬の亀山社中跡を訪ねました。長崎は坂の街ですし細い路地が多いので、車は置いて坂道を歩いて登ります。坂本竜馬の海援隊「亀山社中」の跡は市街地からかなり上の方にあって、急いで登って降りて汗をかきました。ここからは長崎の市街が見下ろせて良い眺めでしたね。