E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

鷲羽山・児島・玉野へ

三連休の中日、家内と2人で鷲羽山方面に出掛けました。この週末は一気に夏になった感じですね。
■鷲羽山
駐車場に車を置いて、展望台→ビジターセンター→山頂へと歩いて登っていきます。登るにつれて瀬戸内海が見渡せて、胸がすくような景色が広がります。山頂からは360度の眺望、ここから眺める瀬戸内海は美しいですね。目を転じれば、瀬戸大橋を眼下に望むことが出来ます。ホントにいい気持ち!汗をかきましたが、それ以上に価値のある眺望でした。

岡山県から香川県まで、、よくこんな橋を造ったなぁ〜と、改めて人間の力の偉大さを感じますね。


■宇野港
瀬戸大橋が出来るまでは、四国への玄関口で宇高連絡船の発着港として栄えた宇野港です。高松行きの国道フェリーも残っていますが、最近はどちらかというと直島に行く人の中継点ですね。私は20年ほど前に一度宇高連絡船に乗ったことがあるのですが、残念ながら全く記憶に残っていません。今回訪れてみると、広島の瀬戸内沿いによくある港町と変わらぬ雰囲気です。ただ、JR宇野駅で線路が終っているのを見ると、ここが本土の終着点だったのだなということが実感できます。

宇野の町並みには人影もまばら、、昔は賑やかだったのでしょうね。今は穏やかな海沿いの町です。

■萬福軒
商店街の外れにあるこちらのお店、岡山のラーメンフリークの間では超有名なラーメン店だそうです。この店の売り物は何と言っても毎週火曜日に提供される"一期一会"ラーメン。その日に港で揚がった鮮魚を使って作る魚ダシのラーメンでそうです。これは是非一度食べてみたいけれど、火曜日というのは他県から行く者にとってはハードルが高いですね。
お店はスーパーと併設で、店内のドアでつながっています。これは便利というか(笑)。お昼時、お客さんは入れ替わりで入ってこられますが、ほとんどの人はセットメニューを注文しています。ラーメンと半チャーハンという組合せですが、かなりボリュームがあって、がっつり食べられるところが人気のようです。

私は貼り紙があった"たまげたラーメン"を注文しました。店の人に"たまげた"の意味を聞いたところ、"げた"というのはこの地方の言葉で"舌平目"のことだそうです。そういえばこの店に来る前に寄った道の駅で、"げた"と表示した魚がたくさん売られていました。あの"げた"だったのですね、、"たま"のほうは温玉のことだそうで、それで"たまげた"だそうです(笑)。
出てきた"たまげたラーメン"は、澄んだ醤油スープに細麺、具はチャーシュー2枚、"げた"の天ぷら、温玉、白髪ネギ、青ネギ、糸唐辛子、レモンです。スープには魚の良いダシがでていますね。化調も感じますが許容範囲内です。"げた"の天ぷらがサクサクして旨かったし、全体的にとても美味しい魚介ダシの醤油ラーメンでした。

家内が注文した"萬福ラーメン"。野菜がたくさん入るということで頼んだのですが、これはよくあるチャンポン麺に近いものでした。野菜が多い分ちょっと塩気が足りなくて、こちらは今一でした。

こちらの店は、魚介ダシのラーメンに特徴があるみたいですね。ホント美味しかったです。"一期一会"はいつか絶対に食べてみたいものです。
萬福軒 岡山県玉野市築港1-10-24