広島市には初めての出店となる來來亭五日市店にqazさんと一緒に行ってきました。着いたのはお昼前ですが、8/27〜9/2の間は開店記念イベント中ということもあってか、店内は既に満員で、外に20人ほどの待ち行列でした。スタッフが車の誘導、整理券の配布、事前注文取りと走り回っています。関西弁のスタッフもいますが、開店イベント中のヘルプなのでしょうか。
この店は元々滋賀県が発祥とのことで、関西を中心に広範にチェーン展開をしています。「島田紳助が激賞した味」と宣伝していますが、どうなんでしょうね。20分ほど待って入店できました。店に入ると、、壁が赤、黄、カウンターが青、、原色で塗りつぶされていて目がくらくらします。更にスタッフ同士の掛け声が元気過ぎて、頭もくらくらします（笑）。開店直後で気合が入っているのでしょうが、ちょっと落ち着きません。
さてメニューを見ると、ラーメン以外に一品料理がたくさんあって、定食セットも多いです。一般のお客さんは定食類（チャーハン、ギョーザ、カラアゲ、コロッケ、アジフライ定食等）を注文する方が多いようですね。私たちはもちろん基本のラーメンを注文しました。麺の堅さ、タレの濃さ、背脂の量などが指定できるのですが、すべて普通にしてみました。
ＨＰを見ると、この店のラーメンは「京都風醤油味の鶏がらスープに背脂をふんだんに浮かせているのが特徴」とあります。鶏がらダシに豚の背脂というのは面白いパターンですね。出てきたラーメン、、スープの粘度はあまりなくて塩分は高め、化調もかなり感じます。一口目にちょっとコーヒーかココアを思わせる風味があったのですが、醤油ダレに何か隠し味があるのでしょうか。麺は細めでぷつぷつと噛み切れるような麺、茹で方は柔らかすぎると思います。正直言ってこのラーメンが650円は高いと思いますが、定食類を頼めばボリュームもあって値段的にも880〜980円と割安になるので、合わせ技で一本ということでしょうか。
この店は勢いがあっていかにも関西のチェーン店という印象ですね。ただ、ラーメン店と考えた場合には、私は天下一品のほうが美味しいと思うし、中華料理店と考えた場合は王将のほうがＣＰが高いのではないかと思います。しかし、こういう家族向きの店には常に一定の需要があるので、広島でもそれなりに受け入れられるのでしょうね。
來來亭（広島五日市店） 広島市佐伯区五日市中央7-4-8 http://www.rairaitei.co.jp/index2.html
