E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

小学校で蕎麦?!

9月最後の一日、今日は久々に友人のqazさんとご一緒して、以前から一度訪れてみたいと思っていたお店に出掛けました。このお店(と言って良いのか?)はとても変わっていて、廃校となった小学校の校舎を使って営業しているのだとのこと。場所は東広島市河内町宇山にあります。
宇山地区は隠れ里のような雰囲気で、qazさんの車の優秀なナビでも迷ってしまうような場所にありました(笑)。やっとのことで着いてみると、確かに小学校の入口にお蕎麦の幟が立ています。校舎の玄関から中に入ると、入口の横の棚に地元の人が作った野菜やお餅などが並べて売られています。ここは地元の主婦の皆さんが中心になって運営されているとのこと。

玄関の脇のかっては事務室か職員室かと思われる部屋が食堂になっていて、その奥に厨房があります。丁度お昼時だったので食堂は満員で、「奥の教室でも食べられますよ」と言われたので、そちらに入いりました。こちらの方は本当に教室です。畳が敷いてありますが黒板などはそのまま、、何だかおかしな気分ですね(笑)。
 
 

私たちが注文したのは"さわやか三昧"という品、割子そばのように三段重ねになったセイロに冷たいお蕎麦が盛られ、その他にご飯物(今日は黒豆の入ったバラ寿司)が付きます。蕎麦の薬味としてトロロ、ワサビ、ダイコンおろし、青ネギ、梅紫蘇など。

この宇山地区は古くからの蕎麦の産地で、この蕎麦は地元産の「宇山3号」という品種の蕎麦粉を使用しているのだそうです。蕎麦の色は白っぽいのですが太めの麺で、当に手打ちの田舎そばといった感じですね。いや〜これは旨いです。この雰囲気とこのお蕎麦は、わざわざ出掛けるだけの価値があります。お客さんも沢山入っていて、ここは地域活動が上手くいっている例でしょうか。次は今年の新蕎麦が食べられる12月頃に再訪してみたいですね。
 

そば処さわやか茶屋 広島県東広島市河内町宇山(宇山小学校跡)