E級日記

もんがーのE級的生活の記録です

手打ち蕎麦 ながお

昨年は仕事でよく黒瀬に行っていたのですが、一段落したのでしばらくご無沙汰してました。その時に発見して気になっていたこちらの店、「手打ちそば ながお」を訪れました。

黒瀬町と呉市の境界辺り。国道375号線から山の方へ細い道を登っていって、この先に本当に店があるのかと不安になる頃、ようやく案内看板が現れます。古民家を改装した店舗は畳の和室にテーブル席。客席から庭が眺められて、落ち着ける雰囲気ですね。

店は年配の御夫婦で切り盛りされています。「豊平流 手打ちそば」と名乗っておられますが、なんと御夫婦揃ってあの高橋邦弘名人のお弟子さんとのこと。

翁達磨グループの店として広島県下では「みやじま達磨」、「無着庵」があります。しかし、高橋名人が北広島町豊平におられた時に、多くの人に蕎麦打ち技術を伝授されていますので、その薫陶を受けた人が開いた店は他にもあります。私がよく行く「ひろしま蕎麦人」のご主人もそうですが、この店もそのひとつのようですね。
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私は天ざる、家内は鴨汁そばを注文しました。少し待って蕎麦が登場、この日の蕎麦の実は北海道産とのこと。「達磨」と同じなのか違いがあるのかは私には判別できないですが、蕎麦も汁も文句なしに美味いです。

天ぷらや鴨肉などの種物も丁寧に調理されていて良いですね、この店は大発見でした。

手打ち蕎麦ながお 東広島市黒瀬町市飯田873-2
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高橋邦弘名人は5年ほど前に広島県豊平から大分県杵築に移住されました。
今から30年前、私は名人が東京池袋から山梨県長坂に移住して開かれた店「翁」を訪ねたことがあります。自分が納得する蕎麦を打つために田舎に移住し、その店に都会から多くの客がやって来る、当時としては誰も考えないような試みだったと思います。山梨を離れて広島に移住されると聞いた時には本当に驚きました。広島は蕎麦については後進地でしたから、例えるなら、当時の大リーグのスーパースター:バリーボンズが来季からカープでプレーするというくらいの驚きでしたね。高橋名人が豊平におられる間に、広島の蕎麦のレベルは大きくアップしたと思います。感謝感謝です。