E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

尾道 寒空の街歩き

尾道に遊びに行って来ました。いまはシーズンオフだからか観光客はそれほど多くはなくて、ゆっくりと街歩きを楽しめました。

商店街では「昼から夜店」というイベントが開催されていました。ゲームやライブ演奏などいろいろ趣向を凝らした催し物や、各店舗が店の前に屋台を出したりして賑やかです。

イベントを盛り上げる「みあがりおどり」。これは御調町の高御調八幡神社に奉納される豊作と雨乞いを祈る踊りだそうです。田楽に念仏踊りの要素が加わり、太鼓と鉦の囃子に合わせて変わった振りで練り歩く、珍しい踊りでした。

okaimonomichi.com

昼飯はオノミチ潮ラーメンの「でんやす」。ここはいわゆる”尾道ラーメン”とは違う鮮魚系ラーメンです。とても美味しいのに、何故かそれほど注目されていなかったのですが、昨年11月に立川ラーメンスクエアのトライアウトに出場して見事に優勝!認知度が一気に上がったのか、今回訪れると行列が出来ていました。

”澄まし潮ラーメン”は鯛のアラを煮出したスープで、レギュラーの看板メニューですが、やはりこれが一番美味いです。ラーメントライアウトでもこれを出したとのこと。

これは期間限定の”琥珀潮ラーメン”です。ハマグリを煮出した汁と澄まし潮の汁を合わせて、鯛とハマグリのWスープ、これは美味いに決まってますね。

潮ラーメンは残ったスープを茶漬けにするのがこの店のお薦めですが、琥珀潮ラーメンの締めはスープをバターご飯にかけるとのこと。う~ん、これも美味いです。

「でんやす」は3月15日に現在の店を閉じて、立川ラーメンスクエアに出店されるとのこと。残念だけれど、東京で頑張って欲しいですね。

オノミチ潮ラーメン でんやす 尾道市土堂2丁目4-30

東京へ移転する「でんやす」から歩いて1分足らず。荒神堂小路にあの伝説の鮮魚系ラーメン「有木屋」が復活するとのことです。「でんやす」が去って「有木屋」が復活、、申し合わせたような何とも不思議なタイミングですね。有木屋の新店舗の工事は既に終っているようなので、開店は近いと思われます。


昼飯の後は、古寺めぐりのコースを歩きました。尾道の路地は細くて入り組んでいます。車が入れない路も多いので、宅急便の配達などは大変だと思います。

古寺巡りの終点、浄土寺にやって来ました。ここまで来るのは久しぶりです。

境内にある本堂や多宝塔は鎌倉時代の創建で国宝です。こういうふうに日常生活の場と歴史的な遺産が混在しているのも、尾道の魅力ですね。

www.ermjp.com

商店街に戻って、いつも寄る店で買い出しです。「パン屋航路」では焼き上がりのパンが出ていたので、バケットなどいくつか買い求めました。

「長江」で”一口豚まん”を購入。これもいつものコースです。

「向酒店」は広島の地酒の品揃えが素晴らしいです。今回は八幡高原酒造の生どぶろく、神辺の「天宝一」の生酒を購入しました。帰ってから飲むのが楽しみです。

向酒店 尾道市久保1丁目10-4
www.mukai-saketen.com

尾道で買ったお土産。商店街の「昼から夜店」の催しで、高原誠吉食堂の前を通ると”アサリ飯”と”だし巻き玉子”を各200円で売っています。名店のお惣菜がこの値段ですから、これは買うでしょう。晩飯で食べましたが、さすがにこれは美味かった。

それに地元のおばちゃんが売っていた手干しのデベラ。向酒店で買った八幡高原酒造の生どぶろく、今宵の晩飯は美味しいものばかりです。

尾道はいつ行っても面白いものを見つけられます。良いところですよね。