E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

正月温泉旅行

2012年、明けましておめでとうございます。本年も「E級日記」を宜しくお願いします。
今年の三ヶ日は九州の温泉に行ってきました。いつものお正月は親族が実家に集まるのですが、今年は実家が建て直し中ということもあり、また子供達も広島に帰って来ないということで、思い切って私と家内、母親の3人で正月は温泉で過ごすことにしたのです。
元日の朝、車で広島を発ってお昼に大分県日田に着きました。古い街並みが残る豆田町辺りを歩きましたが、さすがに元日ということで開いている店も少なくて閑散としています。その後は初日の宿泊地である九重町へ。山に登るにつれて霧が出てきて、九重夢大吊橋に着くとみぞれ混じりの霧で視界は10m程度です。早々に引き揚げて早めに宿に入りました。九重筋湯の宿は落ち着いた温泉場の雰囲気で、お湯も良くてのんびりとしました。二日目は朝から雪が降り積もっていました。道路が除雪されるの待って10時過ぎに宿を出発、やまなみハイウェイを通って阿蘇へと抜けます。大観峰、中岳などを廻って雄大な景観を楽しんだ後、南阿蘇村にあるリゾートホテルに宿泊しました。

南阿蘇のホテルから望む阿蘇五岳(中央火口丘)です。九重山から下って阿蘇の山並みをたっぷりと眺めました。長大な外輪山に囲まれた内側が一つのカルデラということですから、本当に巨大な火山ですね。今の季節は草原は枯れて茶色ですが、緑が鮮やかな季節だと綺麗でしょうね。

阿蘇中岳の火口です。山の上は薄く雪が積り、途中の草千里にある池も凍っていました。風が冷たくで身を切るようですが、火口からは水蒸気の噴煙が立ち上っています。急な噴火に備えたトーチカのような避難壕もありますが、まるで月面のような風景ですね。正月にも関わらず結構な数の観光客が来ていました。

九重温泉の部屋付きの露店風呂です。今回は温泉に入ってのんびりすることが目的でしたが、この九重の宿も南阿蘇の宿もお風呂が良くて満足しました。ただ、風呂に入りすぎて少し湯疲れしたかな(笑)。

宿泊の楽しみはなんといっても食事です。二日間で美味しいものを色々と頂きました。大分・熊本の旅でしたので馬刺しや豊後牛の石焼きなど、土地の食材で調えられた食事は良かったです。
今回は冬季ということもあって山間部の天候は今一でしたが、楽しい旅でした。次回は季節を変えて、この方面にはまた来てみたいと思います。