今日の未明に決勝があって、"なでしこJAPAN"が勝利！感動しました。事前の下馬評を覆す圧倒的なパーフォーマンスでしたね。いまや日本はしょぼくれた男供を尻目に、元気な女の人達でもっている感じです（笑）。久々に明るい話題でした。
ところで、わが家のリビングのエアコンが壊れて未だ復旧せず、この週末は暑かったです。三連休に何処にも行かないのも寂しいしなあ、どこかに行くのなら涼しいところがいいね、、ということで、最終日は岡山県新見にある鍾乳洞に行くことにしていました。ところが台風6号の影響で今日は雨模様とのこと、ちょっと躊躇しましたが予定通り決行です。家内と母親と私の3人で出掛けました。心配していた雨はパラパラと降った程度で特に問題なし、朝8時に広島を出発して10時過ぎに現地に到着しました。私も今回来るまでは知らなかったのですが、この井倉洞は結構凄いですね。石灰岩の岩肌が切り立った山から一筋の滝が落ちていて、これは絶景です。清流には涼しい風が吹いていて、夏の観光地としてはかなり良いのではないでしょうか。井倉洞の内部は年間平均で16-17℃とのこと、入口に近づくと、既に涼しい風が吹き出しています。
鍾乳洞の中はまるで冷蔵庫に入ったよな感じです。大人一人がやっと歩けるようなスペースで、場所によっては屈んで歩かないといけないところもあります。そういう洞が全長1,200mも続いています。真近に鍾乳石が見れて、まるで探検家のような気分。秋芳洞などと比べても、ここのほうが全然面白いですね。
ちょっとした鍾乳石も何千年・何万年もかかって出来たものですから、人間のライフタイムと比べると気が遠くなるような時間ですが、さらに、元々の石灰岩は海の中に堆積した生物の遺骸ですから、そこまで考えると、これは何億年もかかって出来たものですね。本当に凄いものだと思います。
いや〜こちらの鍾乳洞は思った以上に良かったです。まだ行ったことがない人にはお薦めですので、是非どうぞ。
井倉洞 http://www1.ocn.ne.jp/~ikurado/
今回の新見行きはまずは井倉洞が目的でしたが、もうひとつ、前から気になっていたラーメンがあるのです。実を言うと、私自身はこちらのほうがメインの目的かも（笑）。
■老舗の一杯
新見に美味しいラーメンがあるということは前から聞いていました。しかしこれまで行く機会がなかったですね。ところが今回新見に行くに当って改めて調べてみると、この店「山金」は現在は岡山店と新見店があって、発祥である新見の店も昨年秋に従来の店舗から他所に移転したということが分かりました。さらに店を切り盛りしていた女将さんは現在は岡山店のほうに居るとのこと、ちょっと残念です。新しい店舗は御殿町センター内とのこと、これはショッピングセンターか何かかな？と思ったのですが、行ってみると新見の古い町並みが残る御殿町という地区の地域センターという感じでした。店内はけっこう広くて清潔です。
私は"中華そば"（630円）を注文しました。出てきた中華そばは奇麗に澄んだ黄金色のスープですね。鶏ガラ、煮干のダシに淡口しょう油で味をつけたスープだそうです。一口啜ると、う〜んちょっと塩分高めだけれど、そのせいもあってスープに切れがありますね。具は脂身の少ないモモ肉のチャーシュー、メンマ、蒲鉾、ネギ。この組み合わせは私は好きですね。
麺は思ったより太めのストレート。もちもちとした食感で、これも私の好きなタイプの麺でした。
いや〜これは旨い。このラーメンは私のストライクゾーンのど真ん中。新見という辺鄙な町に（失礼）、こんな卓抜したラーメンがあるとはね、、これは雛にも稀な店として喧伝されるはずですね。「山金」の美味しさは都会でも十分通用するレベルたと思います。機会があれば、是非また食べに来たいですね。
名代中華そば山金 岡山県新見市新見858 御殿町センター内 http://www.ya-ma-kin.co.jp/
