E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

連休中日の尾道

三連休中日の本日、予報では全国的に荒れ模様の天気ということでしたが、朝起きてみると良い天気です。実家への墓参りは昨日済ませたし、それではと思い立って家内と二人で尾道に行くことにしました。

尾道に着くと、駅近くの海岸沿いにある倉庫街で何かの催し物をやっている様子です。車を停めて行ってみると、「尾道みなとオアシス」という看板が立っていました。尾道周辺の海の幸や山の幸が色々と売られており、コンサートやフリーマーケットなども開かれています。

屋台を覘いて歩くと、焼きカキ、蜜柑餅、タコラーメン、貝汁など美味しそうなものがありますね。ちょうど因島のタコ飯が炊き上がるところだというので、私たちはこれを買って(100円)食べました。炊き上がり熱々で、おこげも入って美味しかったです。


■久しぶりの有木屋 海味そば
フェアの会場を後にして、尾道の街をブラブラと歩きました。さすがに連休の尾道は観光客が多くて、どこのラーメン店も行列が出来ています。朱華園の行列は目算で80m・100人以上か。それ以外のラーメン店でも、なんでこの店に?というところまで20・30人の客が並んでいました。ふぅ〜皆さんお疲れさんですね、、
私たちはそういう行列を横目に見ながら有木屋に向かいます。するとここにも行列が、、しかし数人です。有木屋もだいぶ人に知られるようになったようですが、まだまだですね。うずしお小路という狭い路地の中にあって外見ではラーメン店とは気付かない店構え。目立つ幟や看板もないので、事前に調べてきた人でないと観光客はまず入れない雰囲気ですからね。

暫らく外で待ってから入店。ここには移転直後に訪れて以来ですから、約2年ぶりになります。ご主人は私のことは覚えておられないようでした。品書きを見ると前回訪れた時と変わっていないようです。私は海味そば(あっさり)を注文しました。出てきたラーメンは以前と同じ美しさです。2種類のチャーシューとワカメ、カイワレ、白ネギ、煮玉子のトッピング。麺は自家製の手もみ麺で、これも変わりないと思います。ただスープを一口啜ると、、うん?ちょっと塩分が濃いです。食べ進むにつれて更にその感が強まります。家内に尋ねてみると、やはりちょっと塩っぱいとのこと。う〜ん許容範囲ではあるのですが、私にはもう少し塩分が少ないほうが良いですね。他のお客さんは茶漬けセットであったり、白ご飯を注文したりしていましたので、ご飯と一緒に食べて丁度よいように調製してあるのかもしれません。私自身は次に来る機会があったら、塩ダレを少なめにとお願いしてみましょうかね。


約2年ぶりの有木屋でしたが、次第に客の認知度が高まっているのは喜ばしいことです。ただ、2年間でメニューが何も変わっていないというのはどうなのかな?、、変わらないことは良いことでもありますが、一流と言われるラーメン店は日々何かしら新しい改良をされていますからね。
有木屋 広島県尾道市土堂1-11-22


■異空間 こだわり珈琲
ラーメンを食べた後は一休みということで、尾道の街外れにある珈琲専門店に出掛けました。こちらは知る人ぞ知るコーヒーの美味しい店とのこと。店内に入ると中はアンティークな雰囲気で、何やら時間が止まった異空間に迷い込んだような感じがします。メニューを見るとブレンドコーヒーには100ccと130ccという表示があります。家内によると、これはコーヒーの濃さの指定になるということなので、私たちは薄め(130cc)を注文しました。

ちょっと気難しげなマスターがコーヒーを淹れるのを見ていると、まず注文の都度コーヒー豆を挽き、鉄瓶で沸かしたお湯を竹の杓子で少しずつネルドリップに注いでおられました。コーヒーにはザラメの容器がついてきますがミルクはなしです。
一口啜ると、、これがものすごく濃いです。温度はぬるめで、これも意外です。このマスターは多分「コーヒーを味わうには、このくらいの温度が丁度よいのだ」と思っておられるのでしょうね。あまりの濃さに普段は使わないザラメを入れてみますが、グラスの水をチェイサー代わりにして何とか飲み続けられる感じです。思わず「すいません、お湯で薄めて下さい」と言いそうになりましたが、マスターに怒られそうでとても言えません(笑)。最後のほうになってザラメの甘みが効いてきて、やっと美味しく感じました。

いや〜こちらのコーヒーは胃に堪えました。私は本当のコーヒー飲みではないようです。
蛮珈夢 広島県尾道市山波町678-185