「麺の家こりく」で夏季限定麺が出ているとのことでしたので、今日のお昼に出掛けてきました。お昼過ぎに着くと店の前には入店待ちの客が、、やはりこちらは人気の店ですね。私もしばらく待ってから入店しました。
今日のお目当ては夏季限定の"黒ごまと豆乳の冷汁風つけ麺"（800円）です。同じ値段で全粒粉麺に替えられるとのことですので、私はそちらをお願いしました。
これは宮崎の郷土料理"冷汁"をベースにしたつけ汁なのだそうです。"冷汁"ということは魚のすり身に味噌を加えた汁が基本ということになりますが、さらに黒ゴマと豆乳を加えたとのこと。汁の表面に浮いているのはマー油でしょうか？、かなり欲張った味ですね（笑）。汁の中に入っている具は、割いた鶏ササミ肉、キュウリ、オクラ、ミョウガ、青ネギです。ミョウガの風味が清涼感を出していますし、よく冷えた麺と冷たいつけ汁ということで、いかにも夏向きの一品というところでしょうか。ただ、私にはちょっと汁の味が濃すぎる感じがします。残った汁はご飯割りにしてどうぞ、とありましたが、この汁を全部飲んでしまうと、ちょっと塩分過多になるかもしれません。それと、麺にワサビが添えられていたのですが、これは使いようがないというか、この汁にワサビは合わないように思いました。なお、全粒粉の麺は独特の風味と食感で、これは私は好きですね。麺は大盛にすれば良かったかな。
この店の期間限定メニューは、いつも独自のオリジナリティに溢れたものですね。ただ、このメニューについては、ここまで弄らずにもっとシンプルにしたほうが良い結果になったのでは？と思います。まあこれは私個人の感想ですし、"冷汁"をベースにするという発想は凄いと思います。これからも「こりく」の限定メニューは楽しみです。
麺の家こりく 広島市南区翠5-7-19
