qazさんからとても珍しい皿うどんの生麺を頂いたので、作ってみました。
こちらの麺は、長崎の新地中華街の中にある三栄製麺という会社が作っているもの。ネットで調べてみると、創業60余年で長崎でも老舗の製麺所だそうです。qazさんによると、この麺の貴重なところは"唐あく"が使われていることだそうです。"唐あく"は昭和初期に上海から長崎に伝わったもので、一般的なカンスイとは少し成分が違っているようですね。現在は炭酸ナトリウムや炭酸カリウムを混ぜ合わせて作るそうですが、この製造には特殊免許が必要なので、長崎でも唐あく麺を製造する所は3軒しかないのだそうです。
中華鍋に油をとって麺を揚げます。この皿うどんの麺は極細で、色も少し濃い感じです。
豚肉、エビ、イカ、白菜、キャベツ、ピーマン、ニンジン、白ネギなどの具で餡を作りました。唐あく麺には独特の風味があるとのことですが、普通の麺と同時に食べ比べてみないと分からないレベルかな、、チャンポンの麺だと食感の違いとかがもっとよく分かるのでしょうね。長崎ではチャンポンや皿うどんにウスターソース（金蝶ソース）をかけて食べるそうなのですが、私は揚げ麺には酢と辛子が好きなので、今日もそういう食べ方をしました。
いや〜美味しかったです。qazさん、貴重なものを有難うございました。御馳走さまでした。
三栄製麺（有） http://www.chanpon.co.jp/index.html
