E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

まるびや 串揚げ

仕事帰りに待ち合わせて、qazさんとご一緒して広島駅の近く愛友市場内にある「まるびや」に行きました。
こちらは市場の中にある大衆食堂兼一杯呑み屋という雰囲気のお店です。店内はカウンターのみでキツキツに詰めて座って10席ほど。この時間、市場の周りの店はほぼ終わっていますが、ここだけは明かりが灯ってお客さんがいっぱいです。

こちらのご主人は元々は和食の料理人だそうで、料理がしっかりしているという評判です。それとは別に串揚げも美味しくて、これはスタッフの黄さんの担当のようです。色々と品書きがありますが、私達は今日は串揚げをメインにして注文しました。まずは"おまかせ5本セット"で鶏肉、小鰯、しし唐、ナス、椎茸。衣がカラっと揚がって中の素材はしっとり、これは美味しいです。追加でアナゴ、貝柱、松茸なども注文。松茸は中国産ですかね、しかし熱を入れることによって松茸の香りが立ちます。最後にピオーネぶどう、丸ガリも注文。ピオーネは皮付きのまま揚げてあるのですが、意外と違和感なくてデザート代わりに良いかも。丸ガリはガリ(酢漬け生姜)を丸ごと揚げたものでしたが、これもさっぱりとして面白かったです。

お約束の「ソース二度づけお断り」の貼紙ですが、ソースは大阪のものよりも少し濃いめだと思いました。素材によってはソースではなく塩やレモンが添えられるので、食べ分けができます。

トリ貝、ニシ貝の刺身、すじ煮込み等の肴も食べて、締めは"穴子おこわの笹の葉巻き"と味噌汁です。味噌汁は鰹節のダシがきいて美味しいですね。このあたりが和食出身のご主人の腕なのでしょう。

食べて飲んで一人4千円ほど、安いし美味しいです。私はこちらは初めてでしたが、評判通りの良い店でした。
まるびや 広島市南区松原町4-1

20年程前に東京でサラリーマンをしていた頃には、駅周辺の裏通りにこういう感じの呑み屋がたくさんあって、仕事帰りによく立ち寄ったものです。こういう処で情報交換したり愚痴を言い合ってストレスを発散したりということは、サラリーマンにとってはとても大切なことだったのですが、現在は徒歩通勤の身ですからそういうこともなくなりました。あの頃が懐かしいですね。