恒例の社員旅行で、今年は山口県の萩へ行って来ました。萩には既に何回か来たことがありますし、私のとても好きな場所のひとつです。
本日はボランティアの観光ガイドさん（80才位のお爺さん）が案内してくれて、城下町の辺りを1時間程で回りました。萩の町には高い建物がなくて、武家屋敷の土塀より上は青い空だけ、、とても不思議な空間を作っています。塀越しに覗く夏みかんの木には青い実が付いていました。
城下町を回りながら、目に付いたお店で買い物をしました。本日買ったものは、まず萩焼の平鉢が１つ。軽くて大きさが丁度使いやすそうなところが気に入りました。そして「風月堂」という和菓子屋さんで、"長門鍔"というお菓子と粒餡と甘夏餡の最中を買いました。これは中々上品なお味でしたね。
■見蘭牛（けんらんぎゅう）の焼肉
今回の旅行の目玉はこちらです。萩の沖の日本海に浮かぶ小さな島「見島」。そこで飼育されてきた日本在来種の牛を「見島牛」というのですが、どっちの料理ショーでも紹介されたりして、最近とみに有名になりましたね。見島牛は国の天然記念物に指定されており頭数も限られているので、年間10頭程度しか流通せず、中々おいそれとは食べられません。そのため、山口県畜産試験場で保存されている見島牛の凍結精液を使って、ホルスタイン種の雌と交配した一代雑種「見蘭牛」が生産されているのだそうです。
このミドリヤファームは自身の所有する畜産場で見蘭牛を飼育しており、その肉は萩城に程近い場所にある「網焼きレストラン見蘭」で食べることができます。今回の社員旅行のハイライトは、このレストランで見蘭牛を食べたことでした。
まず出てきたのが、見蘭牛の刺身とユッケ。肉には奇麗にサシが入ってますね。食べてみると、その脂がとろけるようで、臭みは全くなくて肉本来の旨味と脂の甘みが口一杯に広がります、、これは美味しい肉ですよ。テーブルを囲んだ人達も皆「この肉は美味しい！」と大絶賛でした。
焼肉のほうはロース、カルビ、腹身と色々な部位が出てきて、これをタレとポン酢で頂きます。どれも美味しいですね。いや〜こんな美味しい焼肉を食べたのは久しぶりです。ホントに大満足。広島で見蘭牛が食べられる店があるのか？是非とも探してみたいですね。
ミドリヤファーム 山口県萩市堀内89 http://www.mishimaushi.com/index2.html
