「わらのごはん」という本をがあります。著者の船越さんは岡山県下で「わら」という自然食の民宿を営んでおられたのですが、家内はそこを訪れたり、船越さんの料理教室にも参加したりして、わが家でも野菜の「重ね煮」を作ってくれます。これは料理のベースとなって、味噌汁に入れたり色々と使えるのですが、今宵はひじきの重ね煮を使った豆腐ハンバーグです。
豆腐を裏ごしして重ね煮で作ったひじきの煮物を混ぜてパテ状にします。フライパンで両面を焼いて、大根おろしを添えていただきました。いや〜野菜本来の旨みというのは凄いものです。肉類は一切入っていないのに、物足りなさは全然ありません。
考えてみると日本人は随分と大豆のお世話になっていますね。醤油、味噌、豆腐、味噌汁に入れる油揚げも全て大豆食品です。「大豆は畑の肉」とはよく言ったものです。
