E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

焼肉 南大門

クレドホールで開催されているダマー映画祭を観に行きました。映画「石内尋常高等小学校 花は散れども」を鑑賞。その後の舞台挨拶で新藤兼人監督が来るということでしたが、別の賞の受賞と重なったとのことで欠席。プロデューサーの新藤次郎(新藤監督の息子)さんと俳優の豊川悦司さんのインタビュー対談でした。映画撮影時のエピソードなどが話題でしたが、豊川悦司は長身で長髪、ジョニーデップ風に眼鏡を掛けていて、やはりかっこいいです。
映画からの帰り道、、家内が「臨時収入があったので何か奢ってあげる」とのこと。これはラッキー、折角なので焼肉を奢ってもらうことにしました。行ったの中の棚にある南大門です。こちらは古くからある老舗で、かっては広島で焼肉と言えば「南大門」という感じでしたね。

メニューを見ると臓物類はタン、ミノ、レバーだけ、最近流行のホルモン(小腸)はありません。またビールは瓶ビール(中瓶)だけで生ビールはなし。このあたり昔からのやり方を守っておられるのでしょう。メニューを見ながら「カルビ、ミノ、、」と頼み始めたら、店のおばちゃんが「まずセット(3,000円)を取ったら。牛肉・豚肉・鶏肉とナムル、キムチがついてお得だよ」とのこと。せっかくのお薦めなので、それにしました。3,000円のセットに野菜焼きを付けてこのボリュームです。

この店の熱源はガスです。最近は炭火の店が多いですから、これはむしろ古いスタイルに思えてしまいます。しかし、扱いを考えればガスの方がキレイですしね。ここの牛肉は厚切りですね。真ん中に包丁で切れ目が入れられているので、開いて焼くこともできます。肉の味もまずまずですが、タレがすっきりとして薄味なのが良いと思います。

締めにはカルビクッパです。焼肉の後はやはりビビンバ、クッパ、冷麺のいずれかで締めるのが良いですね。このスープもちょい薄味です。こちらの店は全体的に薄味なので、私は好みです。

こちらの店に来たのは久しぶりですが、なんか「ますゐ」に似た老舗の雰囲気があります。年中無休で11:30〜21:00の通し営業ですから、早い時間に飲みたい時などにも良いですね。
南大門 広島市中区立町5-9