E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

ホルモン焼きうどん 一力

今日は会社勤め最後の日です。ここ半年は週2日程度の出勤でしたが、いよいよこれで終わりとなると、やはり感慨がありますね。さて、昼飯はこちらの店にやって来ました。実は会社の人と以前から行こうと言ってそのままになっていたので、最後のこの日に一緒に行くことになりました。
ここは兵庫県佐用町の名物"ホルモン焼きうどん"が食べられる店です。"ホルモンうどん"と言えば、津山のB級グルメとして有名ですが、実は佐用が発祥らしいのです。この店の女将さんは佐用の「一力」の娘さんで、「一力」はお祖母さんが始められたそうなので、こちらは三代目になりますね。

佐用では"ホルモン焼きうどん"というのが正しい呼び方です。鉄板で牛モツと野菜を炒めて、うどんを入れて特製のタレをかけて焼きます。注文の仕方ですが、まずうどんの玉数を言って、それに入れるホルモン肉の種類(ホルモン、ミノ、肝、シンゾウ等)を言います。うどんは佐用から取り寄せているそうで、独特の太くてコシのあるうどんですね。

目の前の鉄板でまとめて焼いて注文の分量に分けてくれるので、そのまま鉄板から箸で頂きます。
津山と佐用の違いは、佐用のホルモンうどんはタレに浸けながら食べるところです。タレは店によって違っていて醤油味と味噌味があるそうですが、この店のは醤油ベースに味噌を少し加えたタレですね。太いうどんとホルモン肉の食感の違いが楽しめて、甘み少なめのタレに絡まって美味いです。

本場佐用の"ホルモン焼きうどん"が、広島で食べられる本当に奇跡のような店。ここはお薦めです。
一力 広島市南区皆実町4-2-16