E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

なにわ周遊記1

この土日は、私と家内、義母さんの3人で大阪に行って来ました。

■通天閣・新世界
まずは、浪速のシンボル通天閣です。いや〜この雰囲気、いいなあ。通天閣の足元にある新世界には至る処にビリケンさんの人形があります。私達も通天閣の展望台にある本家のビリケンさんの足の裏を触ってきましたが、こうすると御利益があるとのこと。いかにも大阪っぽくて面白いです(笑)。


■二度づけお断り
新世界の名物というと、もちろん串カツです。ジャンジャン横丁には串カツ屋が何軒も並んでいます。こちらのお店「八重勝」には待ち行列が出来ていたので、少し時間を外して入りました。店内はカウンターだけで30席ほど、客は揚げ場をぐるりと囲んで座ります。卓上にはソースの器が置いてあって、有名な「二度づけ禁止」の貼り紙が。キャベツが入った容器も置いてあって、これは食べ放題。キャベツが減ると足してくれます。

この店の基本の串カツは牛肉で、3本セットで300円。その他のネタは1本づつ頼めて1本100円〜です。私達が食べたのは、たまねぎ、ししとう、カボチャ、シューマイ、げそ、グリーンアスパラ、レンコン、チーズなど。その他に、どて焼き(すじ肉を串に刺して味噌味で煮込んだもの)3本セット300円も食べました。注文すると間髪なしに揚げたての串カツが運ばれてくるのが嬉しいです。味の方は、コロモのパン粉が細かくてふっくらした感じ。ソースはトンカツソースのような濃いものを想像していたのですが、サラっとしたウスターソースでした。たくさん食べるにはこのほうが良いかな。

3人で串カツを20本ほど食べて、私と家内は生ビールの中ジョッキを1杯づつ飲んで、支払いは全部で3500円程でした。美味しいし安いし大満足、さすがに大阪のB級グルメです。近くにあれば毎日でも通いたいですね。
八重勝 大阪市浪速区恵美須東3-4-13 新世界ジャンジャン横丁


■けつねうろんの店
もう一軒の大阪グルメは、元祖きつねうどん発祥の店です。こちらの「松葉家」さんは明治時代から続くうどん屋さんで、二代目ご主人の書かれた本「きつねうどん口伝」を読んで以来、一度来てみたかったのです。店は繁華街をちょっと外れた路地にあり、さりげない佇まいです。

大阪のうどんは広島と同じで、うどん自体はコシとかはありません。しかし、お汁が美味しいですね。麺よりも汁を味わううどんです。お揚げの甘みが汁に滲み出して途中から汁の味が変わっていきます。何ともこなれた味というか、際立ったところはないですがほのぼのと美味しいという感じです。

ずっと行ってみたかった松葉家へ、念願叶って嬉しかったです。この店では"きつねうどん"ではなく、"けつねうろん"と言うほうがしっくりきますね。
松葉家本舗 大阪市中央区南船場3-8-1


■黒門市場
私達は旅行に行った場合、可能な限りその地の市場に行くことにしています。天下の台所:大阪の台所と言えば黒門市場でしょうか。ミナミの繁華街からも近い場所にあります。鮮魚、野菜、肉などの生鮮食品もたくさん売っていますが、大阪と言うことで昆布など乾物の店も多いです。私はイカ焼きを買って立ち食いしました。お惣菜を売っている店も多くて、色々と買い食いもできますね。

魚屋にはこの季節ですから鱧が多く並んでいましたし、意外とマグロを扱っている店も多いですね。しかし、一番目についたのはこれ、、フグです。こんな大きな天然のトラフグは私は初めて見ました。一匹34,000円なり、、こんなフグを買っていく人もいる訳ですから、大阪にはお金持ちが多いのでしょう(笑)。

食べ物はここで何でも揃いそうです。こういう市場が家の近くにあったら本当に良いでしょうね。


■道頓堀・なんば
土曜日ということで、みなみの繁華街、心斎橋から道頓堀にかけては凄い人出です。今日一日いろいろな処を歩き回りましたが、やはり大阪の街は賑やかです。デパートの地下街にも美味しそうなものがたくさんあって、見ても飽きないですね。いや〜楽しいです。


夜は「なんばグランド花月」で寄席と吉本新喜劇を観ました。笑福亭仁鶴、中田カウス・ボタンなどお馴染の人も出てましたが、前座の若手のほうが勢いがあって面白かったです。

公演が終わると既に21:30でした。近くの自由軒で名物カレーを食べようと思ったのですが、残念ながらタッチの差で閉店。仕方がないので、なんば地下街で会津屋のたこ焼き(最後の1箱)を買って、ホテルに帰って食べました。大阪一日目は盛りだくさんで楽しかったですが、ふ〜疲れました(笑)。