E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

祖谷温泉

私の母親と家内、私の3人で四国徳島の祖谷温泉に行ってきました。祖谷は日本三大秘境のひとつだそうですが、車で瀬戸大橋を渡ってから1時間半ほどで着きました。ここは吉野川の支流である祖谷川が深い渓谷を作っており、平家落人の里という伝承もあるところです。
有名な祖谷のかずら橋は、ごく最近に架け替えが終わったばかり(3年に一度架け替えられるらしい)で、新しいかずらの濃い茶色が鮮やかでした。丸太をつないだだけの橋床が揺れてちょっとスリルがあります。橋の下を見ると渓流の青い水が奇麗でした。


泊まりは祖谷温泉ホテル、渓谷の斜面にへばりついたような一軒宿です。天然の温泉である露天風呂は谷底にあって、そこへはケーブルカーに乗って降りていくようになっています。宿に着いて一休みしたら、まずはこの露天風呂へ。ケーブルカーは傾斜角42度だそうで、車内も階段状です。谷底の露天風呂まで5分ほどかかりますが、祖谷渓谷の景色を眺めながら降りていくのはオツなものですね。谷底には祖谷川の渓流に沿うように露天風呂の施設が造られており、石組みの湯船に浸かると祖谷川を間近に見ることができます。
ここは源泉かけ流しの温泉で、お湯は透明ですが少しぬめりがあります。源泉の湯温は39.1℃とちょっと低め、湯船の温度は38℃くらいになっているかもしれません。ホテルの人からは「30分ほど入っていると体の芯から温まりますよ」と言われたのですが、さすがにちょっとぬるいですねえ。40分ほど入ってから出たのですが体はそれほど温まらず、ケーブルカーを待っているうちに湯冷めしそうでした。谷の上のホテルに戻って、ホテルのお風呂に入り直してやっと温まりました(笑)。とても良い温泉なのですが、冬場はちょっと寒いかな。


晩飯は宿の部屋で頂きました。出てきたのは地鶏のカルパッチョ、アマゴの塩焼きなどの地元の食材です。ここの料理は中々美味しくて、私達にはちょうどよい量で満足でした。


食事の締めは名物の"祖谷そば"です。そば粉十割で太打ちですが、コシがなくて、ちょっと"そばがき"を食べているような食感でした。これはこれで中々面白いですね。

ホテル祖谷温泉 http://www.iyaonsen.co.jp/