E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

手作り飛龍頭

家内はこのところ飛龍頭に開眼したようで、時々作ります。秋になって銀杏の貰い物もあるので、それを使おうと思っているのかもしれません。飛龍頭の作り方は、まず豆腐を裏ごして、山芋のすりおろし、溶き玉子を加え、具として海老、銀杏、ゴボウ、ニンジン、キクラゲ等を混ぜて形をとり、油で揚げて出来上がり。手間はかかりますけど、揚げたてはホントに美味しいです。
ところで"飛龍頭"という名前の由来ですが、調べてみるといくつかの説があるようです。ポルトガル語のFillos(小麦粉をこねて油で揚げたもの)が語源で、ヒロス→ヒロウズ→飛龍頭となったという説がありますが、これが一番説得力があるように思います。関東では"がんもどき"とも呼びますが、これは、雁のつくねに似せてつくった精進料理なので「雁もどき」という説や、丸い形を月に見立てて、表面に見えるキクラゲとか糸昆布を雁が列を組んで飛ぶ姿になぞらえたからだとか、色々と説があるようです。こういった食べ物の名前の由来を考えるのも中々面白いですね。

今宵は出来たての飛龍頭とゴマサバ丼など。熱々はホントに美味しいです。