"万作"という魚をご存知ですかね。スーパーで切り身は時々見かけますけど、実物は見たことがありませんでした。ネットで調べてみると、正しくはシイラという名前だそうです。前頭部が張り出して、ちょっといかつい魚ですね。シイラは漂流物に集まる性質があって動物の死骸などにも集まることから、"シビトクライ"という恐ろしい呼び方もあるそうですが、広島では縁起良く"万作"（まんさく）と呼ぶのが一般的なようです。ハワイでは"マヒマヒ"と呼ばれてフライやステーキにして食べられているそうですね。
万作は身がねっとりとしていますが、刺身で食べると私はちょっと旨味が足りないように感じるので、本日は昆布〆にしてみました。日本酒をふった昆布に挟んで数時間おいておきます。鯛やヒラメには及びませんが、これは中々良かったですね。
