E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

ふくべ三

湯来町にある「そば家 ふくべ三」へ行って来ました。私は広島市内橋本町にあった「もち月」の頃からのファンですが、一時横川で営業された後、現在地に移転され、いまは木・日曜だけの予約営業。ハードルが高くて、中々訪れる機会がなかったですね。
五日市から湯来町へ向かう県道から少し入った場所、案内板などはないため、最後の50mの処で少し迷ってしまいました。

古民家を改装された店舗は綺麗に手入れされ、ゆったり落ち着ける雰囲気です。私たちは縁側の席に通されました。畑を吹き抜けてくる風が心地よいです。

お店はご主人をはじめ女性だけで切り盛りされています。美味しい蕎麦を作るために、昔ながらの農法で育て、手刈り天日干しで収穫されているとか。品書きは2,000円のコースのみ。蕎麦もその他の食材も地元産にこだわった料理です。現在のこの営業スタイルがご主人の理想の形だったのでしょうね。

石臼手挽きそばがき 

野菜の盛り合せ

玉子焼き

山野草 そば粉天ぷら

蕎麦は平打ちと細打ちの2種類


まくわ瓜と酢橘のゼリー

全ての食材と調理の隅々まで目配りがゆき届いていて、本当に美味しかったです。これで2,000円というのは破格、もっと高くてよいのではないかな。美味しい料理に、下界の暑さを忘れさせてくれる涼しい風。極上の時間を過ごせた思いです。

ふくべ三 広島市湯来町伏谷1229-1
fukube3.view-up.jp

驚きのタイ料理

中国地方は7月30日に梅雨明け、今年の梅雨は長かったですね。明けると同時に猛烈な暑さが襲ってきましたが、まだ暑さに体が慣れないので大変です。一方、新型コロナの方は少し落ち着いてきた感もあって、飲食店もコロナ対策をしながら通常の営業に戻るところが増えてきましたね。私自身はこれから少しずつ外食もしていこうと思っています。

休日の昼飯は少し遠出をして、こちらへやって来ました。新しく開発された春日野住宅団地の中にある、タイ料理の「カオチェー」です。

大きな窓に広いテラス、季節が良ければテラス席もよさそうですね。

市内を見晴らす素晴らしい眺望、遠くに広島駅周辺の高層ビルを眺めることができます。

ご主人はバンコクにある有名店「マンゴツリー」の東京店で修業され、自ら育てたハーブ類なども使用して、身体に優しいアジア料理を提供されるとのことです。

私達が頂いたのは、ランチメニューの”カオマンガイ”と”タイカレー”です。
”カオマンガイ”は所謂”海南チキンライス”で、茹でた鶏とその茹で汁で炊いたご飯を複数の調味料と香辛料を好みで使って頂きます。滋味あふれる味わいで美味いですね。

カレーは日替わりのようで、この日のタイカレーは”パネンガイ”でした。これは鶏肉のレッドココナッツカレーですが、香辛料が鮮やかで目が覚めるような味です。

トムヤムクンを注文すると、なんとコーヒーサイホンが出てきました。サイホンを使って客の目の前でスープを完成させるとのこと。これは驚きの趣向ですね。

エビ、魚、鶏の出汁にハーブを加えたスープは、旨味十分、複雑な味で本当に美味しいです。

食後のタイ風紅茶、デザート類も美味しかった。

驚きのタイ料理、どの料理もくっきりと鮮やかな味です。眺望は最高だし、サービスも行き届いています。ここは良い店ですね。ひとつ難を言えば、車でないと行き難い場所なので、お酒が飲めないこと。運転手を確保できれば、夜に訪れてみたいです。

カオチェー 広島市安佐南区山本新町3-1-5
www.khaaochee.jp