E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

クリスマスチキン2019 油鶏

いよいよ年も押し詰まって、今日はクリスマスイブ。子供たちが家を出てからはツリーとかは飾らなくなりましたが、いまでも家内が控えめなクリスマス飾りをしてくれます。

クリスマスといえばチキン。わが家でもクリスマスにはチキンを食べるのが習慣なのですが、今年は新しい試みとして、ちょっと捻って中華風にしました。「油鶏(ヤオカイ)」といって、丸鶏を醤油、紹興酒、八角などの香辛料で煮るものです。

まずは、丸鶏がちょうど入る大きさの鍋を用意します。調味料は、醤油、紹興酒、水、砂糖、長ネギ、ニンニク、ショウガ、シナモンスティック、八角、赤唐辛子。

調味料を煮立たせてから、丸鶏を背中を下にして入れ、時々煮汁を掛け回しながら弱火で20分煮ます。鶏を裏返して、さらに20分くらい。火を止めて蓋をしてしばらく蒸らします。

これで出来上がり。鶏を取り出した後、残った煮汁はさらに煮詰めておくと、いろんな料理に流用できる美味しいタレになるそうです。

大きめの鶏だったので、二人で丸一羽を食べるのは無理。今宵は胸肉の部位だけを切り分けて、北京ダック風にアレンジして食べることにしました。

具を包む餅皮は手作りして、鶏肉と野菜(白髪ねぎ、キュウリ、水菜など)を餅皮で包んで甜面醤を付けて齧り付きます。

う~ん、これは御馳走。香辛料で煮た鶏肉の風味、塩加減も丁度よくて、野菜はしゃっきり、餅皮のもちもちした食感もよいですね。美味かったです。

油鶏はまだたくさん残っていますが、結構日持ちもするようです。これからしばらく、いろんな食べ方が出来そうですね。

しののめ 二人忘年会

暖冬とはいえ師走の風が冷たく感じられる季節ですね。この一年もいろいろありました。今宵は家内と二人、お疲れさまの忘年会ということで、こちらにやって来ました。

これが本日のネタ箱、目についたのはフグの大きなサクです。あ~もうフグの季節ですねと言うと、養殖物は一年中ありますから、言ってもらえばいつでも用意しますよとのこと。しかし、フグはやはり寒い季節に食べたいですよね。

突出しは赤ナマコの酢の物、ナマコは青より赤のほうが断然美味いですね。

刺身はタイ、アジ、サバ、赤貝、トリガイ、ホタテ、ヒモ、どれも美味いです。

本日の日本酒ラインナップ、私は「瑞冠」@広島と「両関」@秋田を飲みました。

いよいよ本日のメイン、フグの登場です。フグ刺しは厚い切り身がこの店の特徴。食べ応えがあって歯ごたえが楽しめるので、私はフグ刺しは厚めの切り方が好きです。

ご主人によると、この養殖のフグには毒がないとのこと。確かに、フグ毒はフグが食べている餌によって生じると聞いたことがあります。また、養殖物といっても一概に天然物より味が落ちるということはないですね。値段も手頃だし十分に美味いです。

続いて、フグのアラの塩焼き。骨周りの身、プリプリして香ばしくて美味いですわ。

最後に白子焼き。フグの醍醐味はなんと言っても白子です。この濃厚な味は堪りません。

この冬初めてのフグ、美味かった~、大満足です。

締めのにぎりはタイ、コハダ、アナゴ、ヨナキ貝、水イカ、煮ハマです。

今宵は満ち足りた時間でした。この店に来ると本当に幸せな気持ちになります。フグは冬の間にもう一回くらい食べに来たいですね。

しののめ 広島市南区東雲本町3-7-7