E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

Noodl Dining nico. まぜそば

この店の外観を見てピンとくる人もいると思いますが、ここは7月末まで有木屋があった所です。
この店は9月下旬に開店。厨房設備などは居抜きのようですが、カウンターがオレンジ色に変わっていました。店の看板を見ると「Noodl Dining Plus nico.」となっていて、「nico.」というのがこの店の名前なのかな?と思います。

メニューは"まぜそば"と"広島風つけ麺"だけ。"まぜそば"には、ガツンと豚骨味、シーフード塩味、ベトナム風トムヤム味の3種類があります。私はシーフード塩味にしてみました。
"まぜそば"というと、呉にある「呉空」が思い浮かびますね。この店の"まぜそば"はスープが付くところは同じですが、麺の質・味付け・具は全く違いますから、これはご主人のオリジナルなのでしょう。シーフード塩味の"まぜそば"はエビ・イカ・ホタテなどの具に削り節、海苔がたっぷりとのっています。味付けのタレはむしろ薄味で、中々美味しいです。卓上にマヨネーズ、ガーリックチップ、ゴマ、粉チーズ、ラー油などが置いてあって、「自由に使って下さい」とのこと。私はガーリックチップとゴマを使いましたが、あまりゴテゴテと味を重ねないほうが良いようです。ランチタイムにはこれにライスがサービスで付いて650円、かなり割安な価格だと思います。


この店は30才代と思しき若い店主が一人で切り盛りされています。昼時には調理の他に、お会計、食器下げ、テーブル拭きなどを一人でされるのだから大変ですね。実際、私の麺が釜から揚がった時に帰る客がいて、ご主人は会計などで、私の麺は丼に取られて3分ほど放置されたのでハラハラしました(笑)。しかし、この店の麺はパスタに近い感じでほとんどのびていなかったのです。この麺はちょっと面白いですね。
このお店、広島市内では今までになかった新しい麺料理を出しておられます。しかし、この場所はお昼休みの1時間だけしか客が来ない難しい所なんですよ。あの有木屋でもダメだったのですからね、、どうなるのでしょう。中々面白い店であるだけに、ご主人には頑張って欲しいところですが。
Noodl Dining nico. 広島市南区出汐3-9-19(2010.08 閉店)