E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

因島のお好み焼き

三連休の中日、本日は多陀志さんを誘って「しまなみ海道」因島まで出掛けてきました。因島のお好み焼きはちょっと変わっている、、と聞いたからです。
今日は良い天気で絶好のドライブ日和り、山陽道・しまなみ海道と順調に乗り継いで、広島市内から2時間足らずで因島に到着です。因島といえば「造船の町」というイメージが強いですね。このところの中国特需で造船は少し持ち直したと聞きましたが、どうなのでしょう。町自体は造船所を除けば穏やかな瀬戸内の島の風景ですね。


目指す店は日立造船所の裏手にありました。一見すると田舎にはよくあるタバコ屋兼雑貨店といった風情ですが、店の奥がお好み焼き店になっています。いや〜この雰囲気だけでも、ここまで来た甲斐があったと確信できました。
快食.comに書かれている情報によると、因島の古い店のお好み焼きの特徴というのは

・そば入りよりもうどん入りが主流
・コンニャクが入っている       ということだそうです。  

もちろん、そうでない店もあるそうですが、この店の壁に貼ってある品書きを見ると確かにトッピングにコンニャク、スジコンといったものがあります。50才代と思しき大人しげな女将さんに聞いてみると、「今日はスジコンあるよ、休みの日にはこれを楽しみに来る人もいるから」とのこと。私達はうどん肉玉・スジコン入りを注文しました。「この辺りではうどん入りを頼む人のほうが多いそうですね」と聞くと、「そうやね、うどんのほうがお腹が膨れるからかね」とのこと。私が色々と聞くので、「そういえばこの前もこういう人が来たわ」と、、これってもしかしてシャオヘイ氏のことですかね?(笑)

焼き方は、まずうどんに魚粉を混ぜて軽く炒めておき、生地のすぐ上にうどんを置いてキャベツ、もやし、その上にスジコンがのります。イカ天、豚ばら肉をのせて返して焼き、焼き上がったらソースの上からまた魚粉をたっぷりと振って、青のり。最後にネギをかけてくれます。
スジコン入りのお好み焼き、、美味しいです!煮込まれて味のついたコンニャクとスジ肉のコリコリとした歯ざわりがよいアクセントになります。広島市内では皆実町の「ひらの」にスジコン入りがあってかなり美味しいですが、こういうロケーションで食べるお好み焼きはまた格別ですね。いや〜本当に驚きました。

因島のお好み焼きは全てがこの店のようなスタイルではなくて、むしろ普通の店のほうが多いのだと思いますが、せっかくですから、スジコン入りのお好み焼きを町の名物にしてはどうでしょう。ミンチ肉入りの府中のお好み焼き、二つ折りにする音戸のお好み焼き、、等々。広島県内にも地域によって色々な特色のあるお好み焼きがあれば、これはまた面白いことになると思いますけど。

お店を出た後は因島の繁華街を少しぶらぶらとした後で、因島水軍城を見物しました。たまたま水軍祭りというものをやっていて、観光客が結構多かったですね。その後、尾道まで戻って「からさわ」で"クリームぜんざい"を食べてから広島に帰着。今日は楽しい休日でした、多陀志さんお付き合い頂きありがとうございました。

大出たばこ店 広島県尾道市因島三庄町九区3769-3