E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

冬は鍋がいいね その2

数年に一度の寒波が到来とか。首都圏でも大雪が降ったようですが、広島も寒いです。
昨日はわが家の車庫の屋根から見事なつららが下がっていました。こういうことは久しぶり。戸外に出ると空気の感じがいつもとは違いますね。こんなに寒い夜はうろうろ出歩かず、家で大人しくしているのが良いと思います。
寒い季節には鍋がいいね、、ということで、わが家では年明けも鍋料理が続きます。

□鶏鍋 鶏がらスープを鍋にはって、鶏肉のぶつ切りを煮込みます。

一緒に煮る野菜は、白菜、春菊、白きくらげ、ダイコンの薄切り、ブナシメジなど。鍋物は野菜がたくさん食べられるところが良いですね。

味付けは塩のみ。鶏から旨味が出るので、これだけで十分です。

□鮟鱇鍋 冬の鍋の王様といえば、やはりこれですか。

白菜、春菊、豆腐、キノコ類もたくさん入れます。

鮟鱇の皮のプルプルした食感が面白いし、コラーゲンたっぷりですね。部位によって味も食感も違うのが鮟鱇の凄いところ。中でも肝の美味さは格別ですねぇ。

残った汁で雑炊を作ると、鮟鱇の出汁がしっかり出ていて美味いです。

□豚しゃぶ鍋 わが家の定番、これは常夜鍋とも言いますね。

ほうれん草を湯がきながら、豚肉を湯に泳がせます。

おろしポン酢に生七味で頂くと、これはもうエンドレス。なんぼでも食べられます。

鍋料理はメインの食材と味付けを変えれば、無限のバリエーションが可能。野菜がたくさん食べられて栄養のバランスも良いです。身体も暖まるし、準備と後片付けも簡単と、良いことだらけ。やっぱり「冬は鍋がいいね」、、ですね。

燗酒が美味いです

私はこれまで日本酒は冷やして飲む派でした、、
燗酒というと昔の不味い日本酒を思い出して、良い酒は冷やで飲むものという先入観があったのかな。しかし、ちょっと前に頂いた日本酒ですが、燗をしたほうがよいという説明書きだったので、試しにぬる燗にしてみたら、これが香りが立って無茶苦茶美味かったのですよ、、という訳で、久々に燗酒に目覚めました。

今宵の酒は兵庫県出石の「楽々鶴」、ぬる燗で飲みます。肴はタラの白子、イシダイとカンパチの刺身、ほうれん草の白和えなどです。

ぬる燗にすることで、その酒の本来の香りがふんわりと立って、冷やで飲むよりも華やかな味です。刺身に合わせるのも、冷やよりも燗のほうが良いかもしれませんね。

これは先日飲んだ酒、三重県の清水清三郎商店「作 玄乃智」です。燗で飲んでほしいという説明書きでしたが、実際にそうで、ぬる燗にすることで酒の香りが立ちました。
肴は山芋の摺り流し焼き、肉じゃが、ハヤト瓜の酢の物など。

燗酒は冷酒ほどすいすい飲めないので、結果的に飲み過ぎも防げますね。

この日は、帰り道のスーパーで活きのよい水イカを見つけたので即購入。胴とゲソの良いところは刺身にして、残りのアラは煮付けにしました。

水イカの煮物と刺身、もちろん燗酒には最高に合いますよ。

吟醸酒とかを燗にするのは勿体ない感じもしますが、逆に燗にしたほうが美味い酒というのもありますね。酒の質に応じて飲み方を変えることができるのも日本酒の良いところ。特に寒い季節には、燗にして美味い酒を見つけて燗酒を楽しむのがよいですね。