E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

ちびっこギャング襲来

息子の結婚式に出席するため、娘の家族がアメリカから帰国しました。
娘の家族とは昨年5月にマウイで合流して一週間過ごしたので、半年ぶりの再会になりますが、久しぶりに家族全員がわが家に集合です。孫は5歳と4歳、半年会わなかっただけで随分と大人になった感じがしますね。

さて、息子の結婚式は無事に終わって、その翌日に娘は大学の試験があるからと独りで帰国。孫二人と婿さんが5日ほど広島に残りました。
しかし、この年齢の子供というのはパワフルですねえ、、朝起きてから寝るまでずっと遊び、動き回ります。わが家はこのちびっこギャング達にハイジャックされた感じです。

こちらは、なるべく日本のものに接して欲しいと工夫します。この日は"たこ焼き"、皆で面白がって作ったのですが、孫はもちろん婿さんも焼きたての"たこ焼き"は熱くて食べられないのです。せっかくの焼きたてを冷まして食べるのは残念だけど、実は普通のアメリカ人は熱々を食べる習慣がなくて、猫舌の人が多いのですよね。

しかし、婿さんは"たこ焼き"が気に入ったそうで、これと同じ「たこ焼き器」を土産に買って帰りました。

それ以外にも、写真館で日本の着物やお姫様ドレスを着て七五三の写真を撮ったり、毎日いろんな体験がありました。そして今回のハイライトは大久野島への一泊旅行です。

忠海から船に乗って大久野島へ。ここは野生のウサギが700羽も住む「ウサギの島」、ネットで紹介されたのが契機になって、いまや外国人観光客にも大人気の観光スポットですね。
ここのウサギは人懐っこくて、観光客を見ると直ぐに寄ってきます。餌としてくず野菜をたくさん持って行ったので、ウサギにそれをやります。

餌をやり始めるとウサギがたくさん寄ってくるので、孫たちは大喜び。キャーキャー言いながら走り回って、楽しい思い出が出来たと思います。

この日は休暇村に宿泊。いまはシーズンオフなので宿泊客は少なくゆっくりできました。


せっかく日本に来たのだから日本ならではのものを食べて貰いたいと思うのですが、婿さんは典型的なアメリカ人であまり変わったものは喜びません。
というわけで、まずは回転寿司。えっ?と思うかもしれませんが、実は回転寿司はアメリカにもあります。しかしネタはかなり違うようで、婿さんが食べるのはサーモン、アナゴくらい。白身や青身の魚は苦手みたいです。

孫たちもサーモン、マグロくらいしか多べませんが、私達が頼んだアジに付いていた中骨を見て大喜び。「サカナ、サカナ」と言って遊んでいました。それとアサリの味噌汁は気に入ったみたいで、これは身をほじって全部食べました。

婿さんが日本の食べもので唯一好きなのがトンコツラーメン。最初に来日した時に、うちの息子と一緒に本通りの「一風堂」で食べて以来気に入ったそうで、日本から物を送る時には必ずインスタントのトンコツラーメンを送っています。

ちなみに今回は、トンコツラーメンを10袋お土産にしました。

今回の旅行、最後の日の晩飯は焼肉です。こういう美味い肉のバーベキューは多分アメリカにもないはず。絶対に受けると思ったのですが、やはりそうでした。自分で焼きながら食べるスタイルなので孫たちも喜びました。

婿さんは焼肉のタレを指さして「このソースはどういう名前か」と聞くのですが、説明が難しいので単に"Yakiniku Source"と答えておきました。次に物を送る時には焼肉のタレも入れることにしましょう。


次の日の朝、広島空港まで送って孫たちとお別れ。いや~息子の結婚式から始まったこの一週間は楽しかったけれど、いつもこういう生活だと体力的にはキツイなあ~。孫たちは遠くにありて時々会えるというのがベストですね。アメリカと日本くらいの距離感でちょうど良いです。普段はSKYPEで顔が見れるしね。