E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

竹原の農家レストラン

今日は良い天気だったので、気分転換を兼ねて久々に海沿いをドライブして来ました。
快晴で風もなくて、呉を過ぎて川尻、安浦、安芸津、竹原へ、瀬戸内海の美しさを存分に味わえるコースです。安浦と安芸津の間にある大芝大橋のたもとに車を置いて、橋を歩いて島へ渡ります。ここから安浦方面を望むと、湾内に浮かぶカキ筏が見渡せます。反対側には安芸灘の美しい景色。島内にはたくさんの柑橘類の木が植栽されていて、瀬戸内ならではの風景ですね。

安芸津の三津湾は穏やかです。海があって山もある、こういう処に住むのも良いなあ〜と思います。

安浦から安芸津にかけてはカキの養殖が盛んで、いまの時季には海岸沿いに何ヶ所も直売所が営業しています。この海域のカキは美味しいのですよね。無茶苦茶心惹かれるけれど、わが家には倉橋のカキがあるので今日は買えないのですが、、3月までにもう一度来ようかな。


昼飯はこちら、竹原市吉名にある農家レストランです。
古い農家を改造して、地区のおばあちゃんたちが共同でやっておられるとのこと。コンセプトは「おばぁちゃんの田舎料理のお店」で、吉名地区の名産のジャガイモを使った料理がメインになります。お店のHP等に載っている説明によると、3つのこだわりとして「 1.米、野菜、味噌は全て自家製有機栽培、海の幸は目の前の瀬戸内海で獲った天然物。 2.味・栄養価ともに優れた「旬の食材」を100%手作りで提供。 3.誰もが懐かしいあたたかな家庭の味を、おばあちゃんたちが笑顔で手作り。」とのことです。

農家の広い土間、茶の間、台所などを利用して、使い勝手の良さそうな厨房周りの造りです。

土日祝日はバイキング(1,620円/人)の提供になります。ちょっと高めだなと思ったのですが、名産のジャガイモを使った料理を中心に何十種類ものお惣菜が並んでいて、ご飯は白飯、炊き込み飯、野菜カレーがあって、豚汁もありますから、これは納得。十分に元が取れる内容ですね。

いろいろ取りましたが、やはりジャガイモ料理が多いです。揚げ物や煮物の他に、ソウメンウリの酢の物かな?と思ったらジャガイモの細切り、ビーフン炒めかな?と思ったらジャガイモの糸切り、ラザニアかな?と思ったらジャガイモとミートソースの重ね焼きといった感じ、、この店のコンセプトどおり地元の食材を使って自然な味付け、手作り感溢れる料理ばかりで、本当に美味しかったです。その他に特筆すべきは漬物の美味さでした、こういうのが本物の御馳走ですよね。

バイキングとは別にコロッケ、ちく天、ジャガイモ団子のつけ焼きなど、頼まなくても出来立てを席まで運んできてくれます。この店自慢のコロッケを、揚げ立て熱々で食べられるのは嬉しいですね。

お土産に文旦を一人一個下さいました。もー至れり尽くせりのお持てなしです。私はこれまで知らなかったですが、ここは結構有名なお店なんですね、いろんな人が訪れていました。

お土産もいろいろ売っています。この"竹原まんま"は、いろんなお惣菜を米粉生地で包んで焼いたものです。最近TVでも紹介されたそうですが、素朴な味で中々美味かったですね。

この店は良いですよ、久々の大発見。こちら方面に来た時には再訪必至です。
農家レストラン西野 広島県竹原市吉名八代谷2474 http://nouka2474.web.fc2.com/


帰り道にJA芸南産直市場「ふれあい市」に立ち寄りました。
この近辺はジャガイモが名産ですが、いまの季節は柑橘類がたくさん並んでいます。ハッサクや紅ハッサク、文旦などが出てますね。私はハッサクが大好物なので即購入しました。

次の日の朝食に"ハッサク&ミルク"です。皮を剥いて袋から果肉を出して、そこに牛乳を掛けるだけ。砂糖を入れては駄目です。プチプチとした食感、ハッサクの酸味を牛乳が包んで爽やかで美味いです。

"ハッサク&ミルク"のコツは、牛乳を掛けたら直ぐに食べること。時間をおくとハッサクの果肉がくたっとするし、苦みが牛乳に出て不味くなりますので、ご注意下さい。