金沢の旅 三日目

三日目、今日は旅の最終日。
金沢を訪れるのは、これが二度目です。前回は三十年前になります。その時は、兼六園と忍者寺を見たくらいで、あまり強い印象は残っていないのですが、今回の旅で私はすっかり金沢のファンになりました。
金沢市内には二本の川が流れています。東に浅野川、西がこの犀川です。前回訪れた時は宿は犀川沿いの旅館だったのですが、何処だったか?分からなくなっていました。午前中は金沢の西の方を歩きます。

金沢には三つのお茶屋街があるのですが、ここは「にし茶屋街」です。検番の建物からは三味線と太鼓の音が聞こえてきて、芸妓さんがお稽古をしているようですね。その検番の前にあるのが、甘納豆の店「かわむら」です。いろんな種類の豆、栗、芋などを使った手作りの甘納豆は、金沢でも人気のお土産なのだそうです。

その後は寺町辺りを散策し、九谷焼の窯元を見学させて頂いたりしました。金沢は路地裏が面白いなあ。歩いていると、いろいろな発見のある街ですね。


その後は街に戻って、近江町市場にやってきました。
実は昨日も通ったのですが、やはり人が多いですねえ。金沢の台所と言われる市場ですから、是非とも訪れてみたいものです。地元の人も利用していると思いますが、やはり観光客が多いですねえ。

蟹、蟹、蟹、、、今の季節、市場は蟹だらけです。ズワイガニ(北陸では越前ガニと呼びます)はやっぱり高いなあ。形の良いのは1万円を越えますね、これは見るだけです。

岩ガキもたくさん売っていました。これは店頭で食べられる店もあります。

地元の魚もたくさん。ゲンゲはザル一杯が300円くらい。これは安い、地元だったら直ぐに買んだけれどなあ。生ものは持ち帰れないので諦めました。買ったのはホタルイカの丸干しとか、これも美味しいですけどね。

近江市場は活気があっていいですね、金沢に行ったら必ず行ってほしい場所です。ただ、、最近はちょっと観光客向けに傾きすぎている感じがありますね。そのへんは京都の錦市場とか札幌の二条市場でも同じですが、ちょっと残念な感じです。


■加賀料理
金沢での最後の食事、せっかくだから加賀料理を食べてみたいと、こちらの店を予約しました。江戸時代から続く町屋で、金沢でも老舗の料亭です。古いけれどよく手入れして使い込んだ建物は良いですね。

玄関ではお雛さまがお出迎え、桃の節句を過ぎてもしばらく飾ってあるようです。

床の間の掛け軸は著名なお坊さんの書だそうで、この字は「和」だそうです、、う〜ん読めん。

女将さんはとても話好きな方のようで、店の由来や加賀料理のことなどを色々と話してくれます。この店は元々は精進料理のみだったのが、いまは会席料理も出しているとのこと。夜はかなり高額なのですが、私たちはお手頃な昼の膳。それでも金沢の料亭の雰囲気が味わえました。

一品一品、熱いものは熱く、冷たいものは冷たく、どの料理も美味しかったです。


いや〜この店も良かった。金沢の料亭まで経験出来て、今回の旅は盛り沢山の内容でした。
壽屋 金沢市尾張町2-4-13


これで全ての予定が終了。このあとはデパ地下でお土産を買ってから、金沢駅に向かいます。
金沢駅の鼓門、いよいよ一週間後には新幹線をお出迎えですね。金沢は良い所なので多くの人に来てほしいですが、観光客が増えすぎて金沢の良さが失われるのは困ります。地元の人達も期待と不安が半々といった感じではないでしょうか。さて、どうなりますか。私自身も気になるところです。

今回の旅行は本当に楽しかったなあ。これから当分は新幹線の効果で観光客が多いと思いますが、少し落ち着いたら、次は能登とか富山などを絡めて、また来たいと思います。