E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

ミシュラン広島版買いました

ミシュランを立ち読みしようと広島駅前のフタバ図書に行ったら、危惧したとおりビニール閉じしてありました(笑)。しかもレジカウンターの前に置いてあって残り3冊。他の本屋はどうなのだろう?と思ったのですが、いろいろ回るのも面倒なので買ってしまいました。まあ、記念すべき広島版なので、持っておいたほうがよいだろうしね。手に取ってみるとずっしりと重いです。全ページカラー印刷、表紙の帯にいたるまで良い紙を使っていますね。値段は2,520円(税込)、かなり高いけれど、それってこういう豪華な装丁費も含まれているんだよね、と変なところが気になります。
本を開いて最初の「読者の皆さまへ」の頁を読むと、広島版は今回限りの出版だとはっきり書いてありました。ミシュランというのは、継続的に調査を行って毎年店の評価を更新するとことろに意味があると思うのですが、こういうふうに一度限りの魚拓のような評価を残すのはどうなのかなあ?と思ってしまいます。広島版ではお好み焼きの店が初めて紹介されたことが話題になっていますが、お好み焼きは広島人にとっては日常食、街中至る所にあるし、誰でもお気に入りの店を何軒か持っているものです。その中から敢えて今回掲載した店を選んだ基準があるとしたら、それはどういうものなのか?是非とも知りたいですね。ラーメンも同様だと思いますが、本来こういうジャンルはミシュランが足を踏み入れてはいけない分野ではないかなあ、、観光客向けのガイドブックだからということであれば、がっかりする部分もありますしね。

星の付いた店の名前を聞いた時には、かなり独自の基準で選んでいるんだな〜と思ったのですが、星なしのお薦めの店も含めて全体を見ると、なんだか他のガイドブックに出てくるラインナップとさほど違いはないような、、しかし、名前がなくて気になる店も何軒かありますね。取材を拒否した店は写真が載っていないということらしいですが、店名の掲載すらも拒否した店があったのでしょうか。個人のブログなどと違ってミシュランは有料の本を売るわけですから(営利事業ですから)、掲載する場合には店の承諾が必要なのではないかな。掲載自体を拒否することができるのか?実際にそういう店があったのか?ご存知の方がいれば、教えてほしいですねえ。

ちょっと批判がましいことを書きましたが、ミシュラン広島版のお蔭で広島の飲食店が活気づいたのは事実だし、観光客増加にも良い影響があるでしょう。そのあたり普通のガイドブックとは違う、段違いの知名度ですからね。何はともあれ、日本で4番目のミシュラン本に広島が選ばれたのは凄いことだと思います。私もこれから様子を見ながら、星が付いた店を訪ねてみたいですね。