週半ばの祝日休み、久しぶりに多陀志さんとご一緒してドライブがてら呉まで出掛けました。
訪れたのは呉冷麺発祥の店と言われる珍來軒です。この店は昨年6月に旧店舗が火災に遭ったのですが、1か月後に場所を変えて営業を再開されました。旧店舗は本通と中通の間の飲食店が建込んだ路地にあったのですが、新店舗は本通に面した分かりやすい場所になりました。お昼時に店につくと、既に待ち行列が、、相変わらず人気ありますね。店に入ると店内に食券を売る窓口があります、これは旧店舗と同じです（笑）。
"呉冷麺"は一般的な冷麺とも冷し中華とも違う独特の麺料理です。鶏ダシのスープが少しだけかかっていますが、スープの基本は塩味で決して甘酸っぱくはありません。平打ちの麺に具はチャーシュー、エビ、ゆで卵、キュウリの千切り、、この麺が滑らかでコシがあって良いなあ。卓上の酢辛子を加えると酸味と辛味が加わってまた美味しいです。冬季は一口スープが付いているのですが、これを飲むとこの店のベースになるスープの味が再確認できますね。
この店には点心のメニューもあって、多陀志さんが注文した小龍包をひとつ頂きましたが、ちゃんと中にスープが入っていて美味しかったですね。私は新店舗になってからは初めての訪店ですが、相変わらずというか、むしろ以前より美味しくなっているように感じました。呉冷麺の老舗は健在というところ。最近は広島市内にも呉冷麺の店が出来ていますが、もっと広まってほしいものです。
珍來軒 呉市本通4-10-1 http://www.kure-reimen.com/
