福屋駅前店で開かれている「東西味くらべ大会」という催し物に、新福菜館が出店していると聞いて出掛けてきました。新福菜館は昨年も来ていますが、私はその時にも行けなかったので、実は今回初めて食べることになります。
注文は中華そばとヤキメシ（小）。やはりスープは黒いですね（笑）。鶏ガラ・豚骨をベースに濃口醤油で味付けしたスープだそうですが、見た目ほど塩っぱくはありません。麺は黄色い中太ストレート、ちょっと柔らかめの茹で加減でした。特筆すべきはチャーシューで、薄くスライスされた煮豚が8枚くらい。普通の店だったらチャーシューメンと言って良い量で、これは満足度が高いですね。もう一つ人気のあるヤキメシはラードと醤油の味が合わさった風味で何ともいえず旨いです。小なのにボリュームがあって、こちらも満足感十分でした。
新福菜館は創業約50年間ということ、本店の営業時間は朝7:30からとのことですが、このラーメンだったら朝からでも食べられそうです。最近の京都はどちらかと言うとガツン系の店が多いようですが、こういう老舗の変わらぬ味も良いのではないでしょうか。
