E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

でべらは日本酒に合うね

親戚の方から「でべら」を頂きました。ところで、これはカレイ?ヒラメ?
調べてみると魚種としては"タマガンゾウヒラメ"で、ヒラメの一種なのですね。「でべら」を漢字で書くと「手平」で、手のひらのような形・大きさのヒラメという意味だそうです。「でべら」の天日干しは瀬戸内地方の冬の風物詩ですね。

焼く前に木槌や瓶などで身を叩いて、中骨を砕いて身を柔らかくします。木槌がないので今回はワインの空き瓶で叩きました。

身を叩いて柔らかくしてから、オーブントースターで軽く炙って食べます。

今宵の晩酌は久々に日本酒。これも頂き物で、栃木県小林酒造の「鳳凰美田 初しぼり純米吟醸酒」です。とろりと甘い味わいですが吟醸香がたって飲み口は爽やかですね。肴は、でべらの他に胡麻豆腐、鶏肝の煮付、ちくわとゴボウ・ニンジンの煮物など。

でべらの身をむしって食べます。醤油とかマヨネーズを添えても良いと思いますが、私はそのまま食べます。サクサクとした食感で、これは酒の肴には最高ですよ。

呉細うどん 一心

今日は呉にやって来たので、昼飯はこちらへ。呉名物の「細うどん」の老舗です。
細うどんの発祥についてははっきりしませんが、戦前呉に海軍工廠があり、大勢の職工に手早く食事を出すため、ゆで時間の短い細うどんが一般化したという説が有力みたいですね。

朝7:30から15:00までの営業、当然ながら朝食にうどんを食べるお客さんも多いのでしょう。

品書きはこんな感じ。TVなどでも紹介されるので、色紙もたくさん飾られています。

これが基本の"うどん"で450円です。この店では握りこぶし大のコロッケ(120円)も名物なのですが、お昼の遅い時間だったので売り切れていて残念。

うどんの太さは3~4mmで汁はたっぷり。具はとろろ昆布、油揚げの細切れ、ネギ。滑らかな細うどんにイリコだしのきいた汁が美味いですわ。

注文するとすぐに出てくるので、素早くさっと食べる。これが細うどんの流儀ですね。

最近は呉にも讃岐うどんの店はあるし、必ずしも細うどんが一押しで支持されているとは感じないのだけれど、やはり呉の名物ですからね、これからも守っていって欲しいと思います。

一心 呉市西中央5-1-12