話題の駅西 飲み歩き

最近話題の「駅西」です。広島駅表口の西側、予備校の裏辺りには戦後直ぐに出来た古い飲み屋街が残っています。私の年代でもあまり足を踏み入れなかったこのエリアですが、最近ここに新しい店が出来始めて、ちょっとしたホットスポットになってますね。今宵は東京時代の頃からのお知り合い、Yさんとご一緒しました。
さて、一軒目は「岸本食堂」です。間口が狭く細長い店舗の1階はカウンター席、2階には入れ込みの席があります。全部合わせても15席ほどの窮屈な店ですが、こういう雰囲気が駅西ですね。

ここは日本酒の品揃えが素晴らしいです。特に広島県の酒は良いのが揃ってますね。大振りのぐい飲みに3杯、好きな日本酒が3種類選べる飲み比べセットがあったので、まずはそれを注文。選んだ酒は冨久長(安芸津)、華鳩(音戸)、美和桜(三次)です。飲み比べるとやはり違うものですね。冨久長はきりっと、華鳩は華やか、美和桜はふくよか、、といった感じかな。料理のほうは魚が美味しいです。刺身の盛り合わせは季節の魚が5種類程、鮮度もよくてボリュームも十分。やはり旨い日本酒には旨い肴がないとね。

マテ貝の天ぷらです。普段はあまり食べない長細い貝ですが、天ぷらに揚げても柔らかくて旨いですね。

さらにカワハギの肝和え、これは文句なしに旨いわ、、酒は宝剣(仁方)を追加しました。

たくさん飲んで食べて、お勘定は驚くほど安かったです。この店は良いですねえ〜、近いうちに再訪予定です。私たちが飲んでいる間も何組も客がやって来て満席で入れなかったですし、既に予約なしでは入れない店になりつつありますね。
岸本食堂 広島市南区大須賀町11-10


立ち飲み「ドラ☆キチ」は店から客が溢れるほどの盛況ですが、それを横目に見ながら二軒目は「まるびや」へ。以前は愛友市場内にあった店ですが、立ち退きということでこちらに移ってきたみたいですね。店のスタッフも替わったのかな。次の予約が入っているので30分だけなら、ということで入りました。昔の縄のれん風の店内は居心地が良いです。

カウンターの前に天秤皿のようなものが釣り下がっているので何かと思ったのですが、これは串揚げを受け渡すのに使うみたいですね。ここでは串揚げと馬刺しを注文、ビールを飲んで出ました。ここも勘定安いなあ。

まるびや 広島市南区大須賀町13-22


私は駅西は初めての体験でしたが、いや〜良いですねえ。駅の近くで手頃な値段でさっと飲んでさっさと引き揚げる、そういう飲みのスタイルが生まれそうです。古い店が閉めた跡に若い店主が新しい店を開くことで、「レトロでありながら新しい」という独特の雰囲気をもった飲み屋街に生れ変りつつあるようですね。一旦こういう道がつくと、新しい店を次々に呼び込んでいきそうです。これから更にどう変わっていくのか、、楽しみですね。


(番外編)締めのラーメン
Yさんとお別れした後、徒歩で帰宅途中にこちらの店の前を通りました。懐かしいなあ〜と思う間もなく、ふらふらと足は店の中へ。「かばちや」が出来た当時、まだ広島には本物のトンコツラーメンが食べられる店は少なくて、この店の登場はかなりのインパクトがありました。店舗の造りは以前と変わりませんが、店主は替わったのかな?(よくは分からないけれど)

久しぶりのかばちやのラーメン、以前とほとんど変わってないように思います。しっかりと旨味のあるスープ、ザクザクの細麺、分厚いチャーシュー、デフォで煮玉子が一個入るのが嬉しいですね。いまでも十分ハイレベルだと思いますが、広島のトンコツラーメン全体のレベルが上がっているので、図抜けた感じはなくなりましたね。しかし、やはり旨いラーメンだと思います。

かばちや 広島市南区猿猴橋町4-22