E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

姫路・明石の旅

多陀志さんと一緒に姫路・明石を旅してきました。休日のETC特割を使って日帰り出来るところ、、ということで、今回はこの方面を探索です。
まずは姫路ですが、着いてみると城の前の三の丸広場で「お城祭り」という催しが開催されていました。今日は3日目(最終日)ということですが、「よさこい踊り」の大会が開かれています。これは私達には全くの想定外で、賑やかなのはよいのですが車を置くのにちょっと苦労しました。祭りの会場を横目で見ながらお城の中へと向かいます。私自身は姫路城に来るのは約30年ぶりですか、、以前の記憶を辿りながら城内に入って行きますが、ほとんど初めて見るような感覚です。江戸時代初期に造られた城がこれほどの規模で残っているというのは稀有なことですね。さすがに外国人の観光客が多いです。

この角度からの天守閣は時代劇でもよく使われるカットで、いかにも姫路城らしいイメージで美しいです。天守閣の最上階からは姫路の街が一望できました。世界文化遺産に登録されたので、これからは保存のための予算も心配ないし、良かったと思います。


姫路をあとにして、途中で加古川で"かつめし"を食べて、次の目的地の明石に移動。ここでは魚の棚商店街を見て回って明石の"玉子焼き"を賞味して、明石海峡大橋を見物しました。しかし、よくこんな巨大な構造物が造れるものですねえ、、人間って凄いですね、唯々驚きです。

今回の旅の最後の訪問地、これは私のたっての希望で五色塚古墳を訪れました。住宅街の中の分かり難い道をナビを頼りに抜けると、にわかに古墳が目に入ってきました。ここは兵庫県下最大の前方後円墳で全長は194mです。結構大きな古墳であることも間違いないのですが、何故この古墳に来たかったかというと、昭和40-50年代の整備によって古墳が造られた当時の様子に復元されているのです。古墳というと樹木が鬱蒼と茂った小山のようなものというイメージがありますが、造られた当時の古墳は表面が葺石でびっしりと覆われて、あたかもピラミッドのような外観だったようです。

広島県でも東広島市にある三ッ城古墳が同じように復元されていますが、この五色塚古墳は確か初めて大規模に復元された古墳で、私にとっては以前から一度訪れてみたい場所のひとつでした。後円部のひときわ高い段丘の上に立って、明石海峡を見渡して、、やっと念願が叶って嬉しかったです。