E級日記

もんがーのE級的生活の記録です

令和の東京遊覧(その3)

旅行三日目、朝起きてホテルの窓から外を見ると今にも雨が降りだしそうな天気です。この日は旅行の最終日、荷物はホテルのクロークに預けて出発です。

小雨が降る中、新橋から日比谷方面へ歩いて日比谷シャンテにやって来ました。そこに現れたのはゴジラ!これは昨年3月に出来た日比谷の新名所だそうです。そういえば、映画「シン・ゴジラ」で、最後にゴジラが固められたのはこの付近でしたよね。

朝食は日比谷シャンテ内にあるベーカリー「ル・プチメック」です。

この店には広いイートイン・スペースがあるので、まずパンを選んでからコーヒーを購入し、席に座ってゆっくりと朝食を頂きました。東京でも人気の高いベーカリーとのこと、さすがに美味しいパンでした。

ル・プチメック 日比谷店 東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ 1F
lepetitmec.com


その後、銀座から地下鉄で浅草へ移動しました。平日ですが、やはり観光客は多いです。

雷門の周りは観光客でごった返してしいて、そのほとんどが外国人です。今回の旅行中はどこに行っても外国人で溢れていました。これは喜ぶべきことではあるのですが、逆に日本人観光客が締め出される感もあって、ちょっと微妙ですよね。

浅草の街を歩いて六区にやって来ました。ここは戦前から映画館や演芸場などが集まる東京一の歓楽街だった場所です。私達は寄席を見るために訪れました。

浅草演芸ホールは席の予約は出来ず、当日券のみの販売です。折角なので良い席で見ようと、11:00の開場を目指して30分前に並びます。

開場時間を待っていると、不意に目の前にワンボックスカーが停まって、中から人が降りてきました。直ぐに分かりますね、笑福亭鶴瓶さんです。カメラマンを従えているので「家族に乾杯」か?と思いましたが、どうやら違うようです。演芸ホールに出演の予定もないので、何か別の取材だったのでしょうか。鶴瓶さんは意外と小柄ですが、TVで見る通りの人でした。思いがけず有名人を間近で見れたのはラッキーでしたね。

11:00に開場して、前から5列目の真ん中辺りの特等席に座ることが出来ました。始めのうちは知らない芸人さんばかりですが、中入りの前には笑福亭鶴光、桂米助、ナイツ、三遊亭小遊三といった有名どころが登場。いや~面白かったなあ、久しぶりに大笑いしました。

浅草演芸ホールは昼の部と夜の部の入れ替えもないので一日中見ていられますが、私達は帰りの時間があるので、昼の部の中入りでホールを後にしました。東京にはこういう定席があるので羨ましいです。

浅草演芸ホール 東京都台東区浅草1-43-12
www.asakusaengei.com


寄席を見た後は、少し遅めの昼飯、「並木藪」にやって来ました。ご存知の通り東京の蕎麦店でも最も有名な店のひとつですね。いつも行列の絶えない店ですが、さすがに平日の午後3時ということで、待たずにすっと入れました。

酒は菊正宗の樽酒、肴に蕎麦味噌が付いてきます。う~ん美味い、昼酒は滲みますね。

続いて"ざるそば"です。しかし、ここの蕎麦を頂くのは何十年ぶりだろう。

しゃっきりとして喉越しのよい蕎麦、甘みが少なくてきりりとした汁、言うことなしですね。もちろん、もう一枚お代わりしました。

こちらは"てんざるそば"です。ざるそばとは違う甘みのある汁、こういうところまで気配りをされているのですね。えび天がカラリと揚がっていて香ばしいです。

酒も蕎麦も天ぷらも全て美味しかったなあ。接客も行き届いていて申し分なし、本当に全てに満足しました。やはりここは名店ですね。

並木藪蕎麦 東京都台東区雷門2-11-9


その後は、日本橋でお土産を買って、新橋のホテルへ寄って預けていた荷物を受け取ってから羽田空港に向かい、広島に戻りました。
今回の東京旅行、慌ただしく計画したので事前の準備が十分ではなかったし、歩きに歩いた三日間でした。結構疲れましたが楽しかったです。東京はワンダーランド、これからも年に一度くらいは行って刺激を受けないといけませんね。

令和の東京遊覧(その2)

旅行二日目、ホテルを出て近くの汐留エリアへ行きました。いまの汐留は高層ビルが立ち並んで近未来都市と言った感じ。月曜の朝、出勤するサラリーマンが超速足で行き交っています。これが東京ですよね、もうこういうペースには付いていけないなあ。

出勤を急ぐサラリーマンの方々を横目で眺めながら、汐留シティセンター内にある「バビーズ」で朝食を食べます。客は数人、朝は空いてるようですね。

"エッグベネディクト"、"ベーグルサンド"、マグカップにたっぷりのコーヒーが嬉しいです。

Bubby's 汐留 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター B2F
bubbys.jp


午後は大相撲を観戦する予定なので、午前中は東京の下町を散策することにしました。

まずやって来たのは谷中銀座です。約60店舗が並ぶレトロな商店街とのことですが、最近はすっかり観光地化している感がありますね。外人観光客も多いです。

月曜だったので休みの店もあって、ちょっと寂しいなあ。特に揚げたてコロッケを食べようと思った「肉のすずき」が店休日だったのは残念でした。

www.yanakaginza.com


谷中は早々に離れて、その後は巣鴨に移動。とげぬき地蔵へやって来ました。

ご存知「おばあちゃんの原宿」、巣鴨の地蔵通り商店街です。この商店街は、長さが約800mあり200店くらいの店が並んでいて、とても賑やかです。

ご利益のある赤いパンツや肌着を売る「マルジ衣料品店」。私はカープファンなので赤いパンツを買おうかな~と思ったのですが、さすがに嬉しげなので止めておきました。

元祖塩大福の店「みずの」。塩大福は名物なので、いろんな店で売ってました。

う~ん、「おばあちゃんの原宿」というネーミングが適切かどうか分からないけれど、意外と普通。安売り店ばかりが目につきました。それにしても、歩き疲れましたね。

www.sugamo.or.jp


お昼頃に両国へ移動、国技館の周辺は既にたくさんの人で溢れています。

大相撲観戦の前に昼飯ということで、国技館の近くにある「ちゃんこ霧島」へ。

ちゃんこ鍋は具だくさん。豚肉、イワシのつみれ団子、エビ、ホタテ、油揚げ、豆腐、椎茸、エノキ、白ネギ、モヤシ、青梗菜など。鶏ガラ・豚骨でとったスープに、味付けは味噌と醤油の合わせ出汁、全体にすりゴマが掛かっていてます。

ベースのスープに加えて具材からも良い出汁が出て、中々美味いですね。ビールも飲んで、相撲観戦に備えてちょっと気合を入れました。

ちゃんこ霧島 両国本店 東京都墨田区両国2-13-7
ちゃんこ霧島


さて、腹ごしらえも済んだので、いよいよ国技館へ入場します。周囲を見渡すと、集まっている人は日本人と外国人が半々くらいの感じでしょうか。

国技館の正面入り口。大相撲観戦は初めてだし、なんかワクワクしますね。

土俵では幕下、十両の取り組み中ですが、まずは館内を見て回ります。この時間、南門から支度部屋へ通じる通路へ行くと、幕内力士が場所入りするのを見ることができます。力士が次々と入ってきて、見物人から「あびー」「えんほー」と言った歓声が上がるのですが、私は最近の若い力士を知らないので、ただ眺めるばかり。

そのうちに知っている力士が現れました。琴奨菊、玉鷲、、このあたりは私でも分かります。若い力士は見物人から声を掛けられるとちょっと恥ずかしそうにするのですが、さすがに幕内上位ともなると堂々としたものです。

南門から歩いて場所入りするの関脇までの力士で、大関、横綱は地下駐車場に車で乗り入れることができるのだとか。このあたりにも番付による待遇格差があるようです。

国技館の館内はこういう感じ。十両の取り組み中ですが、この時点ではまだ座席は埋まっていません。歓声もまばらで淡々と取り組みが進んでいく感じです。

私達は2階の椅子席だったので、土俵はかなり小さく見えます。全体の進行や動きは見えますが、土俵上で力士がぶつかり合う迫力までは感じ取れないです。

ここで中入り、幕内力士の土俵入りです。大きな力士が揃うと壮観ですね。

横綱鶴竜の土俵入り、今場所は白鵬が休場しているのが残念です。

中入りの頃には客席がほぼ埋まって、天井から満員御礼の垂れ幕が下がりました。取り組みのほうも熱が入ってきます。幕内力士は体も大きくて動きが早いですね。

取り組みの前に懸賞金の旗が土俵を回ります。この日一番旗が多かったのは貴景勝vs琴奨菊戦でした。私もこの取り組みが楽しみだったのですが、結果は貴景勝が力強い押しで琴奨菊を圧倒、新大関の場所で気合が入っていますね。(その後、怪我で休場したのは残念でした。)

土俵上で繰り広げられる熱戦を見ているうちに、あっという間に結びの一番まで終わりました。結びの取り組み後には弓取式があります。

大相撲は取り組みの進行や、装束、色々な所作の中に日本独自の伝統と文化を感じます。2階席には外国人の観光客がたくさんいましたが、皆さん興味深げに見ていました。

軽快なリズムの跳ね太鼓の音に押されて館外に出ました。いや~面白かったなあ。

今回の大相撲観戦、生で見るのは初めてだったし楽しかったです。しかし、欲を言えばもっと近くで見たかった。次に見る機会があれば、是非とも土俵に近い席を確保したいですね。
www.sumo.or.jp


国技館を出た後は一旦ホテルに帰ってシャワーをしてから、改めて銀座に出撃です。

この日の晩飯はスペイン料理の「銀座エスペロ ガス灯通り店」へ。

まずはスペインのビールで乾いた喉を潤します。
私たちは"パエジャコース"を注文しました。料理はバレンシア風サラダ、スペインオムレツ、挽肉の包み揚げパイ、マッシュルームのアヒージョ、若鶏とポルチーニ茸のエスパニョーラソース煮、魚介類のパエジャ、パン、デザート、飲み物という内容。

この店の売りである"魚介類のパエジャ"(パエリア)が良かったです。

銀座エスペロ ガス灯通り店 東京都中央区銀座3-4-4
www.ginza-espero.com

令和の東京遊覧(その1)

2泊3日で東京に行ってきました。去年も丁度この時期に東京を訪れてますね。気候も良いし、GWが終わって少し落ち着いたこの時期は旅行には良いです。

5月1日に新天皇が即位して令和の時代が始まりました。令和最初の東京ということで、まずは皇居へ。東京駅の丸の内口を出て、丸の内のビル街を眺めながら二重橋前まで歩きます。久しぶりですが、一昔前だと二重橋前にいるのは田舎から来た御上りさんと決まっていたけれど、今はほとんど外人ばかり、随分と様変わりですね。

せっかくなので、お堀端を歩いて本丸の方へも行ってみます。

皇居東御苑はかっての江戸城本丸になりますが、一般に開放されています。本丸御殿跡は想像よりも狭い広さで、松の廊下跡の標識などがあります。大奥の隅に天守台が残っていますが、やはりこれは日本で一番大きいですね。江戸城の天守閣は3回建替えられていますが、明暦大火の後は再建されていないので、江戸城に天守閣があったのは最初の50年程ですが。

皇居の中は昆虫や鳥なども多く生息していて、ビル街に囲まれた都心のオアシスという感じですね。この日は快晴で日陰も少なかったので、汗だくになりました。


皇居周辺を散策した後は、地下鉄で「国会議事堂前」まで移動。首相官邸の横の坂道を登って国会議事堂へと向かいます。東京は意外と高低差があって坂道が多いですね。汗をかきながら坂を登りますが、随所に警官が立っているので鬱っとおしいです。

何故ここに来たかというと、国会議事堂は予約なしで見学ができると聞いたからです。
私達が見学したのは衆議院のほうですが、所定の見学時間の前に受付所に行き、その場で申込書を書けば見学することができました。見学の所要時間は約1時間で、衛視さんの案内で定められたコースを回ります。私達の回の見学グループは30人ほどでした。

衆議院本会議場、ここは写真撮影可とのこと。TVの国会中継では見慣れている場所ですが、実際に見ると随分と重厚な造り、しかし思っていたより狭いですね。

見学者は傍聴席に座って、国会議事堂についてのガイドアナウンスを聴きます。

その後は、天皇の御休所や、議事堂の中央広間など(撮影は不可)を見学して退出しました。

いや~中々面白かったです。議事堂見学は無料で事前予約も不要ですから、東京観光の穴場ですね。国民の権利でもありますから、興味のある人にはお薦めです。


この日はよく歩きました。東京は地下鉄の乗り換えだけで随分と歩くし、皇居や永田町の周辺は歩くしかない個所が結構ありました。すっかり汗まみれになったので、この日の泊り新橋のホテルに戻ってシャワーを浴びて一休み。晩飯は近くの飲み屋街に出掛けました。


新橋は御存じの通り「サラリーマンの聖地」ですが、日曜日だったので休みの店が多いです。しかし、ネットで調べると、運よくこの店が開いていました。

「ヒノマル食堂」、いい雰囲気ですね。まずは焼き鳥を何種類か頼みましたが、どれも肉質が良くて驚くほど美味いです。ビールはサッポロの赤星、この店は大当りだなあ。

さらに"石焼きホルモン"が良かった~。熱々の土鍋に旨辛のタレが香ばしくて最高です。

ビールの次はホッピーです。ホッピーは焼酎だけホッピーだけという形でお代わりができて、焼酎のことを中(なか)、ホッピーのことを外(そと)と言います。このあたりは広島にはない酒の文化ですね。私は外一本で中2杯くらいがちょうど良い感じです。

今宵は良い感じで酔っぱらって、酒も肴も美味くて大満足。いまは昔、私自身が東京でサラリーマンをやっていた頃を思い出しました。

ヒノマル食堂 新橋総本店 東京都港区新橋4-18-4

wakyo-japan.com