E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

しののめ 昼に憩う

今日は横浜から旧知のMさんが来広されて、昼飯をご一緒することになりました。訪れたのはお馴染みの「しののめ」です。

「しののめ」は、最近は昼は予約が入った時のみ開けているとのことで、客は私達だけ。ご主人との会話を楽しみながら、ゆっくり食事ができました。

まずは刺身を頂きます。鯛から始まって、その後は鯖、鯵と続きます。

貝類の盛り合わせ。ヨナキ、トリガイ、タイラガイ。ヨナキは瀬戸内ならではですね。

日本酒も「寳剱」「文佳人」「誠鏡」などいろいろ飲みました。昼酒はいいですね。

その後は鮨です。私は、水イカ、コハダ、中トロ、車エビ、どれも美味いです。

締めはこの店の名物の玉子焼き、焼きたて熱々の玉子焼きは最高です。

Mさんにも満足してもらったみたいで、良かったです。ご主人に感謝。
鮨といえば東京。名店が多いし、やはりレベルが高いですよね。しかし、私が思うに広島の鮨屋も捨てたものではありませんよ。瀬戸内は魚の種類が多くて、しかも安いですからね。魚に関しては、広島は結構恵まれているのではないかな。

ところで「しののめ」ですが、ご主人によると5月からは昼営業を止めるとのこと。図らずも私達が昼営業の最後の客になったみたいです。今後は夜営業に専念するということで、これまで以上に内容の充実が期待できますね。

しののめ 広島市南区東雲本町3-7-7

安芸の小富士 初登頂

広島湾に浮かぶ似島、広島市内から眺めると富士山の形に見えることから「安芸の小富士」と呼ばれています。私自身も子供の頃からずっと見慣れた島ですが、この歳になるまでこの山には登ったことはなかったですね。今日は生まれて初めて登ってきました。

似島は広島市南区の一部で広島港からフェリーで20分。そのくらいの近さなのですが、橋が架かっているわけではないし、広島市民でもこの島に渡る機会はあまりないでしょう。

似島学園の桟橋に到着。広島市内とは思えない、別世界の穏やかな瀬戸内の風景です。

安芸小富士は標高278m、複数の登山道があるのですが、私達は「少年自然の家」の裏から登るコースを取りました。登山道は途中に道が分かり難い個所もあり、結構歩き難いですが、ツツジが咲いていて綺麗です。気温も高くて汗をかきながら登ります。

1時間ほど歩いて山頂へ。やった~!今日は快晴で、素晴らしい展望です。

「安芸の小富士」は広島市内のいたる所から見えます。ということは、ここに登れば広島の市街地が広く見渡せるということ、当たり前ですがその通りでしたね。広島市をこういうアングルから眺めるのは初めてです。しんどかったけど、やはり登って良かったなあ。

山頂からは360度のパノラマ、周囲の瀬戸内海を見回すことができて最高です。

しばしの間、景観を楽しみましたが、山頂は日蔭がなくてゆっくり座れる場所がありません。しかも、開花したツツジを目当てに大きなクマバチがぶんぶん飛び回っているので、取りあえず下山することにしました。帰りは似島港のある家下方面へ下ります。

家下は似島で一番大きな集落で200戸くらいかな。漁村という感じでもないし、広島の街へ働きに行く人が多いのかもしれません。桟橋のベンチに座って"おむすび"を頬張ります。良い汗をかいた後なので弁当が美味いです。

人口120万人の広島市のすぐ傍に、こういう島があるというのも面白いですね。これが広島という都市の魅力のひとつ、瀬戸内海ならではの恵まれた環境なのでしょう。