E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

塩そばまえだ 海老つけそば

「塩そばまえだ」@三原に、行ってきました。

前回訪れてから早一年、その時ラーメンの美味しさに驚いて、私の中でいま一番のS級店となっています。いつも気になっているのですが、さすがに三原は遠いので、中々機会がありませんね。今回は期間限定の凄く美味いラーメンが出ていると聞いて、家内、義母と一緒にやってきました。店は三原市西郊の住宅街にあります。外観からはラーメン店とは思えず、店内も磨き上げたように綺麗で、高級な蕎麦屋か鮨屋に来たような錯覚に陥りますね。

この店は無添加、無化調、無保存料を掲げておられて、食材へのこだわりは凄いと思います。スープは鶏がら、豚骨、イリコ、干し椎茸、昆布、鰹節でとって、それに海水塩で味付けしています。麺はもちろん自家製麺で、北海道産小麦に石臼挽き全粒粉を混ぜているとのこと。細いストレート麺で、このスープによく合っていると思います。

義母が食べた"塩そば"、そのスープを使って自然で滋味あふれる味です。具はローストビーフのようチャーシューとネギのみ。以前入っていた生タマネギはなくしたようですね。この店の基本のスープを味わうには、"塩そば"が一番だと思います。

家内が食べた"和そば"、基本のスープにイリコと鰹節の出汁をさらに強化したもの。魚介系の風味が加わって、ラーメンとしてはこちらの方が食べ応えがあると思います。

私も二人のラーメンをちょっとずつ味見させて貰いましたが、相変わらず美味いですね。

私が食べたのは今回のお目当て、4月末までの期間限定"海老つけそば"です。麺は1玉と1玉半が同料金ということで、私は1玉半にしてもらいました。つけ汁の椀から立ちのぼる海老の香り、これは海老の殻をローストした香りですね。具はチャーシュー、ゆで海老、ダイコンおろし、青ネギ。それに薬味は柚子(かな?)の皮の摺り下ろし。

冷水で締めた麺と、口を焼きそうに熱いつけ汁、、ご主人は一口めのこの温度差のコントラストを狙ったのだと分かります。いや~美味かったです。最後にスープ割りを頼むと、改めてつけ汁を温めて出してくれる心配りも嬉しいですね。

地元の人には怒られそうだけど、この店が三原にあるのは惜しいなあ。是非とも広島市内へ、、と言うより、このご主人であれば東京でも十分勝負できると思いますけどね。

塩そば まえだ 広島県三原市宮浦3-17-8

岩国錦帯橋 桜開花真近

今日は気分転換にドライブしようということで、西方面に出掛けました。
まずは広島中央卸売市場の「市場祭り」を覗いてから、更に西へ。岩国の錦帯橋へ向かいます。錦帯橋は桜の名所で花見の時期には凄い人出、車で出入りするのが難しくなるので、ちょっと早いと思ったのですが、行ってみました。

やはり桜は開花前、この木が錦帯橋周辺のソメイヨシノの開花標準木です。蕾は膨らみかけており、開花は真近のようですね。その後、吉香公園の方に歩いていくと、枝垂桜など一部の早咲きの桜は既に咲いていました。

ハイキングのつもりで、ロープウエイを使わず歩いて山上の岩国城まで登りました。今日は基地の休日なのか、岩国の米軍海兵隊と思われる人達が多く来ていましたね。

ここからの景色は素晴らしい。眼下には大きく蛇行した錦川と錦帯橋、そして岩国市街と瀬戸内海が見渡せます。歩くのに丁度よい気温だったし、これは良い運動になりました。

岩国城から降りて来ると、すでに午後2時を過ぎてしまいました。さてこれから昼飯を、、

せっかくなので"岩国寿司"を食べようと思ったのですが、旧岩国城下町を歩くと、目ぼしい店は中休みに入っているのですよ。ただ、幸いなことに「半月庵」で"岩国寿司"のお持ち帰り品を売っていたので、それを買いました。

錦川の河畔に座って、景色を眺めながら、"岩国寿司"を食べます。

"岩国寿司"はご当地の名物料理で、大きな木枠に酢飯、春菊などの青菜、岩国名産のレンコン、椎茸、錦糸玉子などを何層にも重ね、重石で押し固めた後に木枠を抜いて一人前づつ切り分けるものです。地元では人の集まるハレの日には欠かせない料理とのこと。

半月庵の"岩国寿司"は、錦糸玉子の下に岩国レンコンの酢漬けのスライス、そして春菊、おぼろ(でんぶ)、煮穴子、シイタケなどが入っています。見た目も綺麗で、いろいろな具材の味が合わさって美味いですね。

半月庵 山口県岩国市岩国1-17-27

今日は一日穏やかな天気で、身体も少し動かしたし、よい気分転換が出来ました。