E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

天ぷらの名店 天よし

私の誕生日祝いということで、息子が食事に招待してくれました。
吉島は私はあまり縁がない場所で、この辺りで晩飯を食べるのは初めてではないかな。こちらは3年ほど前に開店した、まだ新しいお店です。店内は綺麗でよく手入れされていて、落ち着ける雰囲気ですね。ランチ営業もされていますが、夜は一日3組限定とのこと。

お店は料理人のご主人と接客担当の奥様の二人で切り盛りされているようです。奥様の接客がとても丁寧で、気持ちよく寛いで食事が頂けますね。

天ぷらの前にお料理がいろいろと出たのですが、これが天ぷら専門店とは思えないほど秀逸でした。普通に割烹料理店だとしても中々のものだと思います。
タコの柔らか煮、添え物はダイコンとインゲン

ズワイガニの身と卵、それにイクラ、キュウリメロン

エビのつけ焼き ここから日本酒に切り替えて、「賀茂金秀 SUITOH雄町」、それから「龍勢 純米ひやおろし」を飲みました。

お造りは、タイ、ヒラメ、シマアジ。活きが良いですね、醤油と塩で食べ分けます。

ここでいきなりウニ飯。ぐい呑みサイズの器で供されますが、これは嬉しい趣向ですね。

カキと椎茸の椀 旨い出汁が出てますね。

アワビの煮物 肝が美味~い、日本酒が進みますわ。

美味しい料理で酒を十分に楽しんで、この後は天ぷらが一品ごと揚げ立てで出てきます。

万願寺唐辛子、赤カブ、甘鯛、海老頭の素揚げ&サラダ、ホタテ、黄ニンジン(沖縄産)、アナゴ、安納芋。まずは食材が良いですね。赤カブや黄ニンジンなど珍しい野菜もあり、ご主人が念入りに吟味されているのだと思います。

ころもは少なめでサクッというよりカリッという感じ。しかし、決して揚がり過ぎということではありません。食材によって好みで塩(2種類:藻塩と岩塩)もしくは天つゆで頂きます。ホタテ、アナゴにはタレが掛かっていたので、そのまま頂きました。
どの天ぷらも美味しかったですが、私が特に気に入ったのは甘鯛と安納芋です。甘鯛は鱗が付いたまま揚げてあるのですが、この鱗がさっくりねっとりとして本当に美味しかった。そして、安納芋は熱を加えることで驚くほど甘くなっていましたね。

締めの食事は、"天茶"と"ミニ天丼"が選択できます。

私はミニかき揚げ丼を食べて、もうお腹一杯です。

デザートの水菓子(マスカット、柿、ナシ)でほっと一息。

いや~本当に美味しかった。天ぷらはもちろんですが、刺身やその他の料理も美味いです。ここは良い店ですね、また来たいな。御馳走してくれた息子に感謝です。

天よし 広島市中区吉島西1-21-5

柿の葉寿司

11月は私の誕生月で、気候的にも一年で一番好きな月です。11月は晴れの日が多いし、天気が良いと気分も良くなりますからね。私は暑さに弱くて、どちらかというと寒い季節が好き。とはいえ限度があるので、今くらいの気温が一番よいです。

さて、晩飯は頂きものの"柿の葉寿司"、これは奈良・和歌山の名物ですね。それにアジの南蛮漬け、鯛の潮汁、焼きナスなど。今宵は純和風の食事です。

"柿の葉寿司"は馴れすしの一種ですが、柿の葉には抗菌・抗酸化作用があって、すし飯を乾燥から防ぐとともに保存性を高める効果があるのだそうです。元々は保存食ですが、現在は薄塩になっているので、あまり日持ちはしませんね。むしろ、浅い熟成度の鮨の風味を楽しむものなのでしょう。中身は3種類で、鯖、鯛、サーモン、どれも美味いです。

本来は鯖と鮭が定番の具とのことなので、鯛は今風なのかもしれません。

鮭(サーモン)も美味いです。