E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

米沢・会津の旅 その3(裏磐梯)

今回の旅の間は雨が降ったり止んだりで、天気予報を確認しながらその日の行動計画を決めていました。この日の午前中は曇りでしたが、午後は雨の予報。喜多方を出て裏磐梯に着く頃には予報通り雨が降り始めたので、午後はこちら「諸橋近代美術館」を訪れました。

美術館の周囲は美しい庭園で囲まれ環境は抜群です。建物の外観は“中世の馬小屋"のイメージとのことで、館内は高い天井で外光を多く取り入れて開放的な空間となっています。
ここにはサルバドール・ダリの絵画・彫刻・版画などの作品が多く所蔵・展示されています。日本でこれだけ多くのダリの展示がある処は他にないでしょうね。雨の間にこの美術館を訪れたのは大正解でした。(館内写真は撮影可のポイントのみ撮ってます)

諸橋近代美術館 福島県耶麻郡北塩原村檜原剣ケ峯1093-23
dali.jp


次の日は晴れる予報なので、裏磐梯の散策は次の日にして早めに宿舎に入りました。この日の泊りは「休暇村裏磐梯」です。次の日、朝起きて部屋のカーテンを開けると、昨日は雲に隠れて全く見えなかった磐梯山の雄姿が眼前に広がります。この景色は感動!ですね。

折角なので朝食の前に休暇村の周辺を散歩しました。標高800mの高原、朝の空気が澄んで爽やかです。本当に素晴らしい立地で、ここに長期滞在してのんびりできたら最高ですね。

休暇村の食事はビュッフェ・スタイルです。地元の食材を使った料理もいろいろあって楽しめますね。風呂上がりに冷たいビールを飲んで、ほっと一息です。

松茸の土瓶蒸しもあってこれは嬉しい、もちろん美味しかったです。

朝食のビュッフェです。旅行の序盤でたくさん食べたので、抑え気味にしようと思いますが、ついつい取り過ぎてしまいますね。

休暇村裏磐梯 福島県耶麻郡北塩原村檜原
www.qkamura.or.jp


休暇村をチェックアウトして、裏磐梯高原の散策に出発。幸いなことに、この日はお昼過ぎまで快晴でした。今回の旅のハイライト「五色沼ハイキング」です。
明治時代に磐梯山北側の小磐梯を含む部分が水蒸気爆発によって山体崩壊し、川を堰き止めて数百もの湖沼が形成されたとのこと。このエリアは標高約800mで湖沼が多いので、夏でもエアコンが要らないくらい涼しい所だそうです。

「五色沼自然探勝路」は約4kmの整備された散策コース、1時間半ほど掛けて歩きます。出入口は2箇所で、私達は裏磐梯ビジターセンター側から入って裏磐梯高原駅へと歩きました。

五色沼エリアには毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、竜沼、弁天沼、ルリ沼、青沼、柳沼などの湖沼があります。大小の沼はエメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルーなど水の色が異なって様々な景観を見せてくれます。


ちょうど紅葉の見頃が始まったところで綺麗です。色づいた樹々の間から磐梯山を望み、最高に気持ち良いウォーキングが楽しめました。

www.bandaisan.or.jp


五色沼ウォーキングを終えて、磐梯山ゴールドラインを下って次の目的地の会津若松へ向かいます。途中の黄金平で明治期の磐梯山噴火時にできた火口跡の絶壁を望みます。

ゴールドラインをさらに下っていくと、眼前に猪苗代湖を見ることが出来ました。

www.urabandai-inf.com