E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

桜咲く 作州の旅

桜の花が咲く季節、毎年この時季には今年は何処で花見をしようかと考えます。広島市内も桜は多くて、いろいろな場所で桜を楽しむことはできます。しかし、それだけでは物足りない。家内の希望もあって、今年も岡山県北部(美作地方)へ桜を観に行きました。

夕方に広島を発って岡山県の津山市へ向かいます。陽が暮れた頃に津山に到着して、さっそく津山城へ夜桜見物に出掛けました。3/29~4/13の期間は「津山桜まつり」が開催されていて、多くの花見客で賑わっています。

津山城内の桜はいまが丁度満開で、本数も多くて、これは見事ですね。

屋台・夜店も開店していて皆さん夜桜を楽しんでいますが、よく見ると半分ほどは外国人観光客のようです。こんな所までインバウンドの波が押し寄せているのかと驚きました。

sakuramatsuri.e-tsuyama.com

この日の泊りは「ホテルルートイン 津山駅前」で、晩飯はホテルが経営する居酒屋へ。津山名物の”ホルモンうどん”が食べたかったですが、早々に売り切れていて残念。軽くビールを飲んで、明日に備えて早めに寝ました。

一夜明けて部屋のカーテンを開けると目の前に津山城、城山全体が桜で覆われています。

ホテルの朝食ビュッフェは意外と充実していました。昨夜食べ損ねた”ホルモンうどん”もあったので、それも食べて腹ごしらえは万全。それでは出発です。


この日は旅の目的地、真庭市にある「醍醐桜」へ向かいます。醍醐桜を訪れるのは2019年、2021年、2022年に続いて今回で4回目になります。
醍醐桜は近くの駐車場まで車で登ることが出来ますが、開花期間は駐車場待ちの車で一方通行の道が大渋滞になります。私達はこれまでと同じく、麓にある「佐引 かたくり群生地」の駐車場(駐車料金500円)に車を停めて歩いて登ります。
かって鎌倉幕府討幕の挙兵をして敗れた後醍醐天皇が流罪となり、京から隠岐に向かう途中に通ったという「大勢坂」、昔はこの道が山越えの街道だったのですね。

けっこう険しい坂ですが、杉木立に囲まれて気持のち良いウォーキングです。

坂道を小1時間ほど登ると、急に視界が開けて、小さな集落越しに尾根の上に醍醐桜が見えてきます。あぁ~あれだ!この景色を見るために、また来たのですよ。

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尾根の上に立つ孤高の桜、思わず息を飲む姿。見る角度によって、いろいろな表情があります。樹に魂を感じて、いくら見続けても見飽きない、なんとも不思議な桜です。

醍醐桜は岡山県の天然記念物。推定樹齢千年で、樹高18m、幹周り7m、根本周り9m、枝張りは南北20m。種類はアズマヒガン(ヒガンザクラの一種)とのことです。

名前の由来は、後醍醐天皇が隠岐配流の際にこの桜を観て賞賛したという伝承からです。後醍醐天皇が隠岐に流罪になったのは今から700年ほど前ですから、この桜を見たとしたら樹齢300年くらいの時になります。ただし、醍醐桜の樹齢は700年くらいという見解もありますから、実際に後醍醐天皇が見たかどうかは分からないですね。

醍醐桜の隣には昭和55年に植えられた二代目醍醐桜(右側の桜)があるのですが、来る度に大きくなっていて、いまでは初代と同じくらいの大きさになりました。

醍醐桜の傍には近くの集落の人達が運営している茶店があって、うどん、弁当、コンニャクのおでん、地元の産品などを売っておられます。ここで売られているパンダ豆(鞍掛豆)が美味しいのですが、今年は沢山あったので家内は何袋も買っていました。

醍醐桜を堪能した後、山を下って車を停めていた「かたくり群生地」で、丁度いまが開花時期のカタクリの花を観賞しました。今年は例年より花が多いのだそうです。

可憐な花で綺麗ですね。昔はこの花の地下茎から片栗粉を作っていたのですから、随分と希少品だったのでしょう。現在は片栗粉はジャガイモを原料として作るので安価ですけどね。

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醍醐桜を離れて、近くにある「道の駅 醍醐の里」で地元の野菜などを買出しました。裏の川土手には桜並木があります。この季節の作州はどこも桜で溢れてますね。

桜の下に座って、道の駅で買ったお弁当を食べます。坂道を登って降りた後なのでお腹はぺこぺこ、桜を見ながら食べる弁当は美味いです。

www.daigonosato.jp

4回目の「醍醐桜」でしたが、日本一の桜を選ぶとしたら、やっぱり私はここですね。これからも桜の季節には何度でも美作地方に来ると思います。