E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

療養続き

実は7月下旬に新型コロナに感染してしまい、10日間ほど自宅療養しました。7月上旬に4回目のワクチン接種をしていたので、自分は大丈夫だと油断していましたね。7月時点ではワクチンはまだオミクロン対応でなかったので接種の意味がなかったのかも。症状としては咽喉の痛みが酷くて、3日間くらい水も飲めない状況でしたが、その間は掛かりつけ医にお願いして点滴をして貰い何とか凌ぎました。その後は後遺症等もなく、いまは平常に戻っています。

コロナから回復したので、8月下旬に予定通り腎臓結石の除去手術(TUL)を受けました。私は以前から腎臓に結石があり、普段は特に症状はないのですが、これ以上大きくなる前に取っておいた方が良いと医者に勧められたのです。最初は日帰りなのかなと軽く考えていたのですが、これが大きな間違いで、しっかり入院が必要だと分かりました。
入院は手術の前日からです。コロナ下ということもあり個室を申し込んだのですが、病院に行くと、特別室が空いているので普通の個室料金でよいのでここに入って下さいとのこと。特別室はゆったりと広くて、洗面所、トイレ、シャワーも付いています。これは、ラッキーと言うべきなのかな?取りあえずは有難かったです。


TUL(経尿道的腎尿管砕石術)は、細い内視鏡を尿道から入れて腎臓内の結石をレーザーで砕くものです。これは全身麻酔で行われます(知らなかった)。手術は1時間程かかるのですが、手術台の上で麻酔を掛けられて、気が付いたら終わってました。しかし、その後は丸一日尿道に管が突っ込まれたままの状態で、この間が辛かったですね。

手術後は2泊ほど入院して経過観察をしてから退院しました。ただし、この時点では膀胱~腎臓まで狭窄防止のための尿管ステントが入ったままです(これも知らなかった)。2週間後に再度入院してステントを抜去して完了です。ステント留置中は排尿時などに鈍痛があって鬱っとおしかったのですが、これでやっとスッキリしました。ただし、医師の話では左腎臓の腎盂の奥、内視鏡が回り込めない箇所にもう一つ石が残っているとのこと。これは直ぐに動くことはないと思うので、しばらく経過観察しましょうということになりました。これだけ痛い思いをして、まだ全快ではないのかとがっかりですが、仕方ないですね。

入院中の食事です。病院食に文句を言うつもりはありませんが、美味しくないですね。高血圧の人向けの減塩食を選んだせいもあるのですが、柔やわで味も薄くて参りました。2回目以降の入院では海苔の佃煮を持っていきました(すいません)。


【2022/10/3 追記】
直ぐに動くことはないだろうと言われた石が、尿管ステント抜去の4日後に動きました。
朝起きると覚えのある痛みが下腹に。直ぐに病院に行くと、左の腎臓に残っていた石が尿管へ落ちて詰まっているとのこと。石は長径が1cm程あって自力排泄は無理だろうから再度TULが必要だけれど、TULは混み合っているので施術は1ヶ月後になるとのこと。え~、腎臓は2個あるので当面は大丈夫とはいえ、この状態で1ヶ月間放置は辛いでしょう。尿管まで落ちているのならESWL(体外衝撃波結石破砕術)でやってほしいとお願いして、急遽次の日から入院となりました。結局1週間入院して3回のESWLを受けましたが石は全く割れません。仕方なくESWLは諦めて、改めて1か月後のTULを予約して一旦退院しました。ところが、退院した数日後に尿管に詰まっていた石が膀胱へ落ちました(これは自分の感覚で分かります)。これで左腎からも尿が通るようになって一安心ですが、さらに次の日、排尿時に痛っ!となって尿と一緒に石が出ました。何という快挙。手術で尿道・尿管に管を突っ込まれたりしたので、尿道が広がっていたのでしょうか。早速出た石を持って病院に行くと、医者も「おっ」と驚いた様子。結局TULはキャンセルとなりました。

8月下旬に最初のTULを受けてから1ヶ月あまり入退院を繰り返したのですが、これで全て終わりました。腎臓結石の施術について私は軽く考えていたのですが、けっこう大変でしたね。しかし、これで長年の懸案が一つ片づいたので良しとしましょう。