広島県北の比婆山へ、山歩きに行って来ました。ここは古事記神話とヒバゴンの地。今回は立烏帽子駐車場～御陵の往復という軽いコースでしたが、天気が良くて、ブナ純林の木立の中を歩くのは気持ち良かったです。
比婆山は古事記伝説のある地。この「千引岩」はイザナギが黄泉の国から逃げ帰る時、イザナミの追手をこの岩で防いだ場所ということです。
比婆山はなだらかな連山なので山頂ははっきりしませんが、「御陵」の辺りが最高地点になります。ここにはイチイの古木に囲まれて苔生した巨石があります。
古事記には「かれその神避りし伊弉那美の神は出雲の国と伯耆の国の堺、比婆の山に葬りき」と記載されていて、この御陵はイザナミノミコトの陵墓という伝説があるのですよね。
比婆山のブナ純林とイチイ群は天然記念物に指定されているそうです。
山頂付近を散策してから、昼飯を食べました。弁当は来る途中に立ち寄った「道の駅 世羅」で購入したもの。山菜おこわ、だし巻き、から揚げ、牛肉コロッケなどです。やっぱり、汗をかいた後の昼飯は美味いです。
比婆山は神話の故郷。近くには太古のピラミッド伝説がある葦嶽山や巨石群の残る鬼叫山などもあります。人気のパワースポット、次はそちらにも行ってみたいですね。
