E級日記

もんがーのE級的生活の記録です

如月の京都 散策(その3)

京都旅行、三日目です。この日は桂離宮、大山崎山荘美術館などを見る予定。
宿泊先のホテルをチェックアウトして、まずは近くの錦市場を歩きます。朝10時頃ですが、普段であれば大混雑の通りが空き空きです、やっぱり観光客は少ないですね。

店の人も手持無沙汰な感じ。こんなに閑散とした「錦」も初めて見たなあ。

www.kyoto-nishiki.or.jp


錦市場からほど近い「イノダコーヒ 本店」へやって来ました。ここは大好きな店で、京都に来た時にはよく利用します。朝7:00から営業してますから、朝食をとるにも最適です。

私たちは旧館の席に座りました。古い洋館のレトロな雰囲気、庭を眺める大きな窓。本館のほうはサロン風で高級感があるのですが、旧館の雰囲気も好きです。

注文したのは”ビーフカツサンド”、”フレンチトースト”、それにホットコーヒーです。この店の標準ブレンドは”アラビアの真珠”で、ネルドリップ式で淹れるしっかりとした味わいです。大きめのカップでたっぷり供されるのが嬉しいですね。デフォルトでミルクと砂糖が入るのですが、注文時に確認されるので、私はブラックにしてもらいます。

この店に来たら必ず食べる”ビーフカツサンド”、分厚い牛肉から溢れる肉汁が堪りません。

200席ほどもある大きな店舗ですが、いつもお客さんで賑わってます。京都に来れば「イノダ」でコーヒー&軽食、これは定番のお薦めスポットですね。

イノダ珈琲 本店 京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140
https://www.inoda-coffee.co.jp/


四条河原町から阪急電車で桂駅まで移動、「桂離宮」は駅から歩いて20分ほどです。
「桂離宮」を参観するには手続きがあります。予約の申し込みは郵便の他にネットでも可能。当日受付もありますが定員があって確実ではないので、やはり事前に予約するほうが良いでしょうね。私はネットで予約しました。受付を済ますと20人毎のグループに分けられてガイドが付き、その人の案内で邸内を回ります。

桂離宮は、江戸時代初期に造られた八条宮家の別荘。広大な敷地は池泉回遊式庭園になっています。入念に手入れされた美しい庭園。ガイドの人から桂離宮の成り立ち、庭園の設計に込められた趣向など、いろいろな話を聞きながら見て歩きます。

外人グループには英語のガイドが付いて案内しています。

邸内にはいろいろな木や花が植えられています。後ろに見えるのは書院群と新御殿です。

古書院とその前の月見台です。ここに座れば、庭を眺めながら月見や夕涼みができますね。

月波楼から池の対岸の松琴亭を望みます。いろんな所で見る方向によって様々に景色が変わるところが、この庭園の特徴とのこと。

桂離宮の見学は庭園と付属する茶室などだけで、書院の内部は見ることができないのですね。てっきり見せてもらえるものと思っていたので、ちょっと残念でした。

初めて訪れた「桂離宮」、もっと大きな敷地と殿舎を想像していたのですが、意外とコンパクトですね。しかし、ドイツ人建築家のブルーノ・タウトが「泣きたくなるほど美しい」と称賛したとおり、建物のシンプルな美しさと趣向を凝らした庭園は、日本人の美意識の粋を集めたものだと思いました。
桂離宮 京都市西京区桂御園
sankan.kunaicho.go.jp


桂駅まで戻り、再び阪急電車に乗って次の目的地、大山崎駅で下車します。駅から美術館までは歩いても15分程ですが、無料の送迎バスがあるので、私たちはそれを利用しました。
この美術館の建物は、もとは関西の実業家の別荘だったのだそうです。その後は紆余曲折があって、現在はアサヒビールが所有する美術館に生れ変ったとのこと。

美術館は古い洋館の本館と安藤忠雄設計による地中館などで構成されてます。
本館は大正~昭和初期にかけての建築で重厚な造りです。常設展示では河井寛次郎や濱田庄司の陶器があるのが嬉しい。そのほか、いまは「ガラス絵」の清宮質文の特別展が開かれてました。これが中々良かった。地中館のほうは岡山県直島の地中美術館に似た造り。見ものとしてモネの「睡蓮」が展示されているところも同じですね。

本館の2階には喫茶室があります。アサヒビールが管理しているだけあって、ちゃんとビールが飲めるのですよ。スーパードライの黒とポテトチップスで一服です。

ここは天王山の山麓、テラスからは眼下に淀川を望みます。秀吉と光秀の山崎の合戦があったのはこの辺り。往時を想像しながら、しばし佇みました。

この美術館は、周辺環境、建物の雰囲気、展示内容など、全てにおいて期待していた以上に良かったです。ここはお薦めです。

アサヒビール大山崎山荘美術館 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎西谷
www.asahibeer-oyamazaki.com


その後は、JR山崎駅から新大阪に移動、新幹線で広島に戻りました。今回の二泊三日の京都旅行も、いろいろ面白いものを見ることが出来ました。ただ、気掛かりなのは新型コロナのことですね。これからどのような経過になるのか、、下手したら旅行なども気軽に出来なくなる時期があるかもしれません。何とも心配ですね。