E級日記

もんがぁ のE級的生活の記録です

パーコーチャン

矢野ニュータウンの団地の中にトンカツとチャンポンの店があります。"とんかつ"と"ちゃんぽん"だから名前は「とんち」?、、こういうイージーなネーミング、私は好きだなあ〜。
新しい住宅街の中にポッンとありますから、結構見つけるのが難しいです。初めての方にはナビに住所をセットした上で出掛けることをお薦めします。この矢野ニュータウンというところは、縦横に自由に動けるかと思うと急に袋小路になっているところがあったりして、色々とトラップがあります。ピエロさん風に言うと「おれは今日、社会の不条理をほんのちょっとだが体験した。いや、体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが、、俺様は今日とことん不条理な街並みを見たぜ」、、とか言いそうなところですね(笑)。

このお店、かなり分かり難い場所にあるのに、いつもお客で一杯です。店は年配のご夫婦と娘さん(かな?)のご家族で切り盛りされているようですね。今日も開店直後に入ったのに先客がたくさん居ました。お昼からトンカツを食べる人がこんなにたくさんいるというのも、ちょっと驚きです。

この店は店名どおりでトンカツとチャンポンしかないのですが、両者の融合として"パーコーチャン"というメニューがあります。これはチャンポンにトンカツをのせたものなのですが、これまで有りそうでなかった一品ですね。名前の由来は、多分"パーコーメン"と"チャンポン"を合体させたものだと思います。中華の"パーコーメン(排骨麺)"というのは、下味をつけた豚バラ肉の揚げものを麺の上にのせたもので、トンカツをのせるこの店のやり方とは全く違うのですが、、しかし、こういう乱暴なネーミング、私は好きだな〜(笑)。
チャンポン+トンカツと言うと、やたらとカロリーが高そうですが、この店のチャンポンはトンコツベースの白濁スープではなくて、さらっとしたスープ。トンカツも衣が薄くてそれほど脂っぽくはなくて、思ったよりあっさりしていますね。レンゲに添えられた酢をかけ回すと、更に美味しくなります。いや〜美味しいです、これは決してゲテモノではないですね。皆さん、騙されたと思って是非一度お試し下さい。


とんち 広島市安芸区矢野南1-10-31